2024/10/20(日) 09:30
熊本競輪のミッドナイト「競輪公式投票CTC杯(FII)」は20日、最終日を迎える。7Rのチャレンジ決勝に出走する中島竜誠と川田真也に話を聞いた。
準決勝は5Rが埼玉の川田真也、6Rが山梨の中島竜誠、7Rが栃木の福田稔希。関東の125期3人が1着で決勝進出を決めた。125期勢は6R2着の野村賢も決勝入り。ルーキー4人がVを争うことに。西日本1人の野村は単騎戦となり、福田は準決勝同様に同県の神山尚と連係。注目された川田と中島の2人が決勝で初めて連係することが決まった。
レース直後の川田は「ルーキーシリーズで1回だけ同県の選手の後ろを回った。先輩にアドバイスをいただいたり、自分でもいろいろと考えて、本デビュー後は1度も人の後ろを回っていない。決勝で同期、同県(今井希)と一緒になった時も別でやりました」と、自力勝負に拘りを見せていた。
中島の方は「人の後ろは1回だけあります。2節前の函館の決勝で、同期の川上(隆義)君に付けた。絶対に自力じゃなければダメとかはないかな。7Rが終わってみてから考えます」と話していた。
7Rで栃木コンビが決勝進出を決めると、川田は大方の予想通りに自力勝負を決意。中島は関東同士で同期同学年に託すことになった。
「中島君とは高校時代から知っている仲。川越工業時代に、山梨の境川バンクで合宿することが何回かあって、その時にお互いのことを知った。大学時代も競技大会などで会うこともありましたね。まさか連係することになるとはその時は思いませんでしたね」
と話してくれたのは川田だ。決勝は同期の中島を味方にして、同期の福田と野村、そして先輩格の田原宥明-山口茂の北日本勢に挑む。(netkeirin特派員)