2024/10/17(木) 14:45
弥彦競輪「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」が17日に開幕。3Rの一次予選に出場した小松崎大地に話を聞いた。
2018、19、22、23年とこれまで4回、寛仁親王牌で決勝に進出している小松崎大地が好相性の大会で久々に存在感を発揮した。打鍾で先頭に立った嘉永泰斗をすかさず叩くと、あとは別線の巻き返しを許さず北ライン上位独占に導いた。
「嘉永君が出させてくれる感じで踏んでいたので、その勢いをつかっていけました。一生懸命踏んでいれば後ろがなんとかしてくれると思ったし一生懸命踏みました。流れに乗って動けたけど、イマイチ進みは良くなかったです」と淡々と振り返ったが、番手を回った渡部幸訓は「大地さんドンピシャで行ってくれました。スピードも良かったしバックの伸びも良かったので何もすることがなかったです」と語り、3番手の内藤宣彦も「大地が親王牌は強いから期待感があった」とそれぞれ小松崎の走りを評価した。
今年に入ってからはビッグレースで苦戦することが多かったが、得意の大会で息を吹き返した実力者に2日目以降も注目したい。(netkeirin特派員)