【寛仁親王牌】師弟で明暗くっきりの小林泰正と潤二

2024/10/16(水) 16:15

弥彦競輪「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は17日に開幕。3Rと8Rの一次予選に出場する小林泰正と小林潤二に話を聞いた。

今開催で初連係なるか? 小林泰正(左)と小林潤二

 今年の前半戦は2回GI決勝の舞台を踏んだ小林泰正だが、オールスターに向けての練習中に落車し、大ケガを負ってしまった。復帰後はやや苦しい走りが続いていたものの、「状態は8割から9割くらい戻っています」とここへきて急上昇中だ。

「だいぶ戻っているし、前回よりも良いはずです。戻っていれば(決勝に乗った)日本選手権競輪や高松宮記念杯と同じくらいやれるってことなのかなって。今回は地元地区のGIですし、しっかり決勝を目指して頑張りたい」と力強く語った。

 一方、昨年に続いて寛仁親王牌の出場権をつかんだ小林潤二は、今年前半こそS級1班の点数を取るなど大活躍したが、今期に入って急降下。おまけに前回は落車し「肺気胸でした…」と万全とはいえない状態で今シリーズを迎えた。

 初日は吉田拓矢ー神山拓弥の3番手というチャンス大の位置を回るが「1歩目で離れちゃいそう…」と不安いっぱい。それでも「甥っ子との初連係」という目標を達成するために今まで以上に努力してきたベテランは、ベストを尽くして天命を待つつもりだ。(netkeirin特派員)

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