10月14日、別府競輪場で行われた大阪・関西万博協賛(GIII・4日目)の決勝は、番手捲りした大西貴晃(32歳・大分=101期)が1着、追い込んだ小川勇介(39歳・福岡=90期)が2着、追い込んだ園田匠(43歳・福岡=87期)が3着に入った。3連単は①-⑨-⑦で630円という配当だった。

　レースは九州6車で前をとって先行する形。阿部が良いスピードで駆けているところへ、残り1周で単騎の山本伸一(41歳・奈良=101期)が捲りを放ち、前方まで進むも力尽きる。そこへさらに杉森輝大(42歳・茨城=103期)が捲りを放ち、前に届きそうなスピードで来るが、これに大西が番手捲りで応戦。最終コーナーで杉森を競り落とし、最後の直線はラインでの勝負に。ゴール前で猛追した小川のを振り切って、地元の大西が見事GIII初優勝を果たした。