【別府競輪・4日制ガールズ】石井寛子が完全優勝!

2024/10/14(月) 23:00


2024年10月14日
4日制ガールズケイリン(最終日)
大阪・関西万博協賛
別府市制100周年記念事業
※ナイター開催

別府競輪のナイター開催で、10月11日より4日制で行われてきた今シリーズは、ガールズグランプリ2024の出場権争いが佳境に入ろうとしている中で、賞金ランキグ上位の坂口楓華の動向や、ランキングを上げていきたい石井寛子、當銘直美らの戦いに注目が集まった。
坂口は初日から早めの仕掛けで後続を引き離す圧倒的な自力戦を見せ付けると、石井と當銘も持ち味の好位奪取からの捲り追い込みで他を翻弄、存在感を示しシリーズをリードした。
注目の決勝は、打鐘過ぎに先行する太田美穂の3番手を確保した石井寛子が、4番手にいた坂口楓華を封じる先捲りを打ち、ゴール前で太田をとらえて1着でゴール。4日制のガールズケイリンで完全優勝を遂げた。

※3日目のレポートはこちら
※同時開催の別府競輪G3(最終日)レポートはこちら
【別府競輪(最終日)11R=L級ガールズ決勝】
1/坂口楓華(L1・愛知112期)
2/松井優佳(L1・大阪124期)
3/當銘直美(L1・愛知114期)
4/石井寛子(L1・東京104期)
5/太田美穂(L1・三重112期)
6/安東莉奈(L1・大分122期)
7/藤原春陽(L1・徳島122期)

【レース展開】

残り2周。4・石井は3番手外まで上昇

赤板2コーナー

最終HS。5・太田が先行、4・石井は3番手から機を狙う
最終2コーナー。1・坂口、4・石井が捲り勝負に出る
ゴール。4・石井が逃げる5・太田をとらえる

誘導以下、5太田、6安東、2松井、1坂口、3當銘、4石井、7藤原で周回。青板BSで坂口が3番手に上がり、松井が4番手に入れ替わる。残り2周から石井が坂口の横まで上昇していく。打鐘後に、前受けの太田が先行態勢に入り、石井が3番手を奪取し、坂口が4番手で最終HSを通過。坂口の後位は内に松井、外に當銘で並走になる。太田の主導権取りで、最終2コーナーから坂口が捲りを打つと、石井も合わせるように捲りを打っていく。最後の直線に向くと、逃げ粘る太田を石井がとらえて優勝。2着に逃げた太田。坂口が3着に入線した。

【別府競輪(最終日)11R=L級ガールズ決勝・結果】
2車単4-5 1,980円(7番人気)
3連単4-5-1 5,350円(16番人気)
決まり手:捲り-逃げ

優勝/石井寛子(L1・東京104期)
今回成績/予1・予1・準1・決1
次走出場予定/西武園F2(10月21日〜23日)

4日間、緊張しっぱなしでした。やっぱりガールズグランプリ2024を意識しているので、この4日間の賞金獲得は大きいです。(レース前は)めちゃくちゃ緊張していましたが、急な雨が何かを気付かせてくれて、作戦など変えたりして、少し落ち着くことができました。
初手で6番手でしたが落ち着いていました。(打鐘過ぎに3番手に入り)太田(美穂)さんのかかりが4日間で一番で、私もキツいけど後ろもキツいと思うほどのスピードでした。(最終BSは)一番キツいところで仕掛けました。脚が終わっていましたが、坂口(楓華)さんと競り、(最終)3コーナーで復活しました。お客さんの前で良い報告をしたいし、何としても1着をと。ガムシャラすぎて、久しぶりにハンドルポストにヘルメットをぶつけていました。抜けて良かったです。
残りのレース全てを全力でいきたいし、今日の気持ちを忘れずに目標をぶらさずに頑張っていきたいと思います。





(P-Navi編集部)

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