2024/10/09(水) 02:00
今年2月9日から12日に岐阜競輪場で開催された「第39回読売新聞社杯・全日本選抜競輪(G1)」を制した郡司浩平(神奈川99期)の優勝祝勝会が10月8日、横浜市内のホテルにおいて、競輪選手や関係者、ファンら約150人を集めて盛大に行われた。
郡司と高校時代に同じ野球部で「親友だった」という、芸人の160 cm矢崎(吉本興業)が司会進行を務める中、関係者による祝辞をはじめ、ファンからの質問コーナー、抽選会、お笑い芸人のゲスト参加などで盛り上がった。郡司にとって祝勝会は、ビッグレース初優勝を果たした2017年のG2ウィナーズカップ(高松)優勝以来。その後もビッグレースを制したが、コロナ禍もあり実施することができず、今回は7年ぶり2回目の開催となった。
最後に壇上であいさつをした郡司は、 「今回、この祝勝会ができたのは事務局の方、支えてくださった選手の方たちのおかげだと思います。祝勝会は今回が2回目で、前回は僕自身もかなり舞い上がって、神奈川の某先輩と一緒にブリーフ一丁で余興をやらせていただきました。今回もいろいろ考えていましたが、僕も立場ある環境に変わりまして、体力の限界もありましたし、何よりも父に『絶対にやるな』と言われましたので(笑)、今回は残念ながらできませんでした。でも、また機会があれば、グランプリを獲ったら、やらせていただきたいと思います」と、つかみとして会場の笑いを誘った。
改めて感謝の意を表し、「今回は皆様に感謝を申し上げたい気持ちが強いですし、選手はひとりひとり、いろいろな思いを背負って走っていると思います。その中で僕も、これからの競輪人生、残り何走できるか分かりませんが、1走、1走、感謝の気持ちを表せるレースをしていきたいと思っています。今回は祝勝会をするにあたって、支えてくれた家族、関係者の皆様、選手の仲間の皆様、そしてファンの皆様にお礼を申し上げたいと思っております」と締め、万雷の拍手で会場があふれかえった。
また、「未来の子どものために使ってください」との願いで、今回の優勝賞金から50万円分の図書カードを川崎市へ寄付する寄贈式も合わせて行われた。