岐阜競輪G3(準決勝)レポート

2024/09/23(月) 20:30

2024年9月23日 岐阜競輪
大阪・関西万博協賛
開設75周年記念「長良川鵜飼カップ」G3(3日目)

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【岐阜競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
赤板で菅田壱道が中団外まで上がり、前受けの青野将大がそのまま先行態勢に入っていく。岡崎智哉が3番手、菅田が5番手を奪取し、村田祐樹は7番手に。最終HSで村田がスパートすると、番手の川口聖二との連携は崩れるが、好スピードで青野を最終3コーナーで捕えていく。村田はそのままリードを広げ、後続を振り切り1着。2番手に入った南関東勢が続き、2着に小原太樹、3着に青野。3連単は51万円台の高配当決着となった。

1着/村田祐樹(S2・富山121期)
今回成績:一2・二2・準1
G3決勝:初

初手は、前の方からを想定していたのですが、(菅田壱道と)並走だったので、キツいなと思いました。仕掛けるタイミングが難しかったです。残り1周で行くしかなかったです。地元の2人に先頭を任せてもらったのに、組み立てが良くなかったです。記念の準決勝、決勝は初めて。初めて尽くしで新しい経験として良かったです。
決勝は、自力。自分のできることを頑張ります。

2着/小原太樹(S1・神奈川95期)
今回成績:特2・二4・準2
G3優勝:2回(23年3月玉野)

村田(祐樹)君の動きが分からず、前を取られて突っ張られると最悪の展開になるので、前受けできて良かったですね。(青野将大が)打鐘前から踏んでくれたので、なんとか期待に応えたいと思ったのですが、村田君に行かれてしまった。状態としては、納得していないところがたくさんあるのですが、結果を出すことも大事、弟子(青野将大)と決勝に乗れたので、明日も頑張りたいです。
決勝は、青野(将大)君の後ろ。深谷(知広)君とも話しましたが、弟子の後ろには入れられないので。

3着/青野将大(S1・神奈川117期)
今回成績:一4・二3・準3
G3優勝:0回
G3決勝:4回目(23年11月大垣以来)

自分たちのラインが一番後ろになるのは嫌だったので、スタートで出てみて組み立てようと考えていました。(前を取れたのは)小原(太樹)さんのスタートのおかげですね。菅田(壱道)さんが中部ラインをフタしてくれて、展開が向いたのかなと思います。自分の持ち味は地脚。脚の感じは悪くないのですが、(残り)1周半くらいでペースを上げて行って、(村田に)簡単に行かれてしまったので力不足ですね。最後、ギリギリ離されずに踏めたかなと思います。
決勝は、自力です。

10Rレース結果

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【岐阜競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
赤板で橋本優己が上昇すると、町田太我が突っ張り、両者が並走で打鐘を通過。橋本が町田を抑えて先頭に立つと、町田は3番手内で並走に。中団外から坂井洋が捲りを放つと、橋本マークの川口公太朗のけん制をかわして先頭に躍り出る。川口は番手から前を追い、坂井マークの佐々木龍と並走になる。捲りで抜け出した坂井が1着。最終2センターで山口泰生がけん制したところを松浦悠士が突き、直線外伸びて2着。中四国ライン3番手の阿竹智史も松浦を追うように、直線外に抜け出して3着入線。

1着/坂井洋(S1・栃木115期)
今回成績:特7・二4・準1
G3優勝:1回(21年11月四日市)

レースは、前々。連日、自転車も脚も重たいので、何でもやろうと。感触が悪いので、昨日、自転車を変えたのですが、良くないです。何とも言えないですね。レースのVTRを見て考えます。
決勝は、単騎で。

2着/松浦悠士(SS・広島98期)
今回成績:特8・二1・準2
G3優勝:20回(24年3月玉野)

(町田)太我は頑張ってくれました。突っ張るのか引くのか、ラインとして早く判断できたら良かったと思います。(最終BSは)前でゴチャついていたので、早めに外を踏もうと思ったのですが、初日のレースの件で、アクシデントがありそうだったら内のコースと決めたので内にいきました。(山口)泰生さんには申し訳なかったです。状態は、昨日よりさらに良かったです。
決勝は、自力自在。しっかり頑張ります。

3着/阿竹智史(S1・徳島90期)
今回成績:一1・二2・準3
G3優勝:2回(19年3月玉野)

最終BSからは、松浦(悠士)の動きをしっかり見て、でした。今日は、ゴチャついたし展開一本、そこだけですね。
決勝は、松浦(悠士)君の後ろ。番手。

11Rレース結果

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【岐阜競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
赤板過ぎに谷和也が先頭に立ち、中団は内に伊藤旭、外に深谷知広の並走になるが、打鐘から深谷が踏んで、谷を打鐘後2センターでかわして主導権を握っていく。深谷の先行で、競りだった2番手は柏野智典が続き、谷が3番手で最終HSを通過。一列棒状の展開となり、谷が最終2コーナーから仕掛けるも、前には届かず。深谷がそのまま逃げ切り1着。谷マークの三谷が差し脚を伸ばし2着。三谷後位の笠松信幸が3着に入線した。

1着/深谷知広(SS・静岡96期)
今回成績:特1・二2・準1
G3優勝:20回(24年5月武雄)

(番手が競りだったが)細かいことを気にしている余裕がなかった。(山賀雅仁、柏野智典の)どちらが後ろにいるのかというよりも、自分のペースでの先行になりました。状態は、初日よりはいいと思うので、疲れを取るだけだと思います。
決勝は、自力。

2着/三谷将太(S1・奈良92期)
今回成績:特3・二4・準2
G3優勝:1回(21年5月奈良)

(初手は)先頭が取れたら良かったですね。後方の選手がどこにいるのかしっかり確認していました。(最終BSは)内を閉めました。決勝に乗れているので、疲労は徐々に抜けているかなと思います。
決勝は、深谷(知広)君の番手。

3着/笠松信幸(S1・愛知84期)
今回成績:一3・二3・準3
G3優出:17回目(20年12月佐世保以来)

組み立ての理想は、前を取って全て突っ張ることでしたね。深谷(知広)が仕掛けてくる前に先頭を切り、先行態勢。(谷和也は)すごいかかりでした。最後は、後悔しないように外のコースを踏みました。
決勝は、村田(祐樹)君の後ろ。番手。

12Rレース結果

※G3優勝の( )は前回G3優勝開催
※G3決勝の( )は前回のG3優出開催

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【岐阜競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/松浦悠士(SS・広島98期)
2/深谷知広(SS・静岡96期)
3/三谷将太(S1・奈良92期)
4/青野将太(S1・神奈川117期)
5/阿竹智史(S1・徳島90期)
6/村田祐樹(S2・富山121期)
7/坂井洋(S1・栃木115期)
8/笠松信幸(S1・愛知84期)
9/小原太樹(S1・神奈川95期)

注目の並び想定は、
1松浦-5阿竹
2深谷-3三谷
4青野-9小原
6村田-8笠松
7坂井(単騎)

決勝は、松浦悠士の後ろに阿竹智史が付く中国四国の2車。
深谷知広の番手には、三谷将太が付く静岡、奈良の2人。
青野将大には、師匠の小原太樹が続く神奈川師弟ライン。
村田祐樹の後ろは、笠松信幸がまわる中部の2人。
坂井洋は単騎の競走となった。

レースの主導権を握るのは、村田か青野か。そこに、初日のアクシデントを乗り越えて状態を戻してきた松浦や、準決勝を先行逃げ切りで突破した深谷のS班両者がチャンスを逃さず仕掛けてこよう。なお、松浦は73周年に続き大会連覇がかかる。また、調子がよくないと口にする坂井だが、混戦になれば単騎の一発逆転もありそうか。
目まぐるしいレース展開の激戦になりそうな決勝に注目です。

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【岐阜競輪グレードレース・プレイバック】
2024年2月全日本選抜競輪G1
優勝:郡司浩平
2022年9月岐阜競輪G3
優勝:松浦悠士
2021年9月共同通信社杯G2
優勝:山口拳矢
2020年9月岐阜競輪G3
優勝:郡司浩平
2019年9月岐阜競輪G3
優勝:太田竜馬
2018年9月岐阜競輪G3
優勝:桑原大志
2017年9月岐阜競輪G3
優勝:成清貴之

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(P-Navi編集部)

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