2024/09/19(木) 19:15
岐阜競輪「開設75周年記念・長良川鵜飼カップ(GIII)」は21日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
今節のS班の参加メンバーは地元の山口拳矢、深谷知広、松浦悠士で、3人共にグランプリ出場の切符は持っていない。深谷知広が5700万円で12位、松浦悠士が3800万円で22位、山口拳矢が3600万円で25位と大きく出遅れている。深谷知広は賞金でグランプリ出場の可能性もあるが、松浦悠士と山口拳矢は、GI優勝しか道がないとも言える。
深谷知広は安定した走りで、この後、郡司浩平や北井佑季、松井宏佑のアシストも予想される。
松浦悠士は、落車過多で、まだベストの状態とは言えないだろう。共同通信社杯の動きを見ても、良い時の2割か3割のデキだった。町田太我の追加斡旋も大きく、このまま黙っている男ではない。
山口拳矢も、やや迷走気味で、昨年、ダービー王になってから良い走りが出来ていない。自分の庭で、どこまで変革できるかだろう。
この大会の過去5回の優勝者は一昨年の松浦悠士、郡司浩平、太田竜馬、桑原大志、成清貴之。地元で優勝したのは平成22年の永井清史が最後で、平成19年と平成20年の濱口高彰、平成16年の加藤慎平と遡る。共同通信社杯(GII)を制しているヤマケンだが、地元記念は何としても欲しいタイトルだろう。
初日特選の想定メンバーだが、深谷知広には南関同士の小原太樹。
関東は坂井洋の機動力に平原康多。
山口拳矢には中部近畿で三谷将太。ここまでは普通。松浦悠士、山田庸平、菅田壱道は、それぞれ単騎なのか。
山田庸平は脇本雄太、古性優作には付けないが、中四国地区までは連携する可能性がある。その場合は松浦悠士に山田庸平だが、前検日のコメント次第だ。