2024/09/05(木) 17:00
別府競輪のナイター「西日本スポーツ杯(FI)」は6日、幕を開ける。初日12RのS級初日特選を走る藤井侑吾に話を聞いた。
最近はグレード戦線が立て込んでおり、7車立てを走るのは7月豊橋以来5場所ぶり。9車から7車となるとわずか2車の差でも戦術面は変わり、特に自力選手は組み立てや仕掛けのポイントの修正などあらゆる面で見直すことが多い。
「2車減ると全力でカマせば出切れやすいし自分は(7車は)好きですね。ただ、その組み立てばかりに甘えてしまうと失敗するのでそこは…」
今回はただでさえ早仕掛けの伊藤颯馬がおりバトルは避けられそうにない。しかも同期対決とあってライバル心はメラメラだ。
「本来、初日特選は晝田(宗一郎)と颯馬と自分の115期対決と想定していたし、そのつもりでした。だけど前検の前日に(晝間より競走得点を持っている)河端(朋之)さんが追加で入ったから(晝田が予選回りになったので)無くなったんです。でも、颯馬かぁ…(苦笑)」
前回の富山ではダイナミックな立ち回りで見せ場満載だった。「状態は前回と変わらない」と言うのであれば、ここも壮絶なパワー戦を展開してくれそうだ。(netkeirin特派員)