2024年6月10日　岸和田競輪

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第2回パールカップG1（前検日）

昨年新設されたガールズケイリンのG1「第2回パールカップ」が6月11日から13日の日程で開催される。
今年も高松宮記念杯競輪（G1）と同時開催で、初日から3日目にかけて3日制のトーナメントで争われる。
出場権を獲得した28名は、14名ずつ東日本・西日本に分かれて予選、準決勝を争い、最終日の決勝（1個レース）で頂点を競う。
優勝者には年末に開催される「ガールズグランプリ2024」の出場権を獲得する重要な一戦。
今年4月の第2回オールガールズクラシック（G1）は児玉碧衣が優勝。昨年のパールカップも児玉が制しているが、東西を勝ち上がって今シリーズを制するのは、果たして……。
なお、今年は初日の第5レースから第8レースにて実施される。

前検日レポートでは、第2回パールカップに挑むチャリレンジャー4選手を中心に注目選手コメントをお届けします。

※高松宮記念杯競輪の前検日レポートはこちら

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【パールカップG1（初日）5R＝東日本ガールズ予選】
1／石井寛子（L1・東京104期）
2／尾崎睦（L1・神奈川108期）
3／野本怜菜（L1・埼玉114期）
4／鈴木美教（L1・静岡112期）
5／飯田風音（L1・埼玉120期）
6／山口真未（L1・静岡120期）
7／高橋梨香（L1・埼玉106期）

【パールカップG1（初日）6R＝西日本ガールズ予選】
1／坂口楓華（L1・愛知112期）
2／柳原真緒（L1・福井114期）
3／山原さくら（L1・高知104期）
4／野口諭実可（L1・大分102期）
5／尾方真生（L1・福岡118期）
6／竹野百香（L1・三重124期）
7／太田美穂（L1・三重112期）

【パールカップG1（初日）7R＝東日本ガールズ予選】
1／久米詩（L1・静岡116期）
2／小林莉子（L1・東京102期）
3／石井貴子（L1・千葉106期）
4／奥井迪（L1・東京106期）
5／吉村早耶香（L1・静岡112期）
6／細田愛未（L1・埼玉108期）
7／青木美保（L1・埼玉118期）

【パールカップG1（初日）8R＝西日本ガールズ予選】
1／児玉碧衣（L1・福岡108期）
2／小林優香（L1・福岡106期）
3／吉川美穂（L1・和歌山120期）
4／日野未来（L1・奈良114期）
5／中野咲（L1・愛知110期）
6／那須萌美（L1・宮崎114期）
7／當銘直美（L1・愛知114期）

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【パールカップ（初日）5R＝L級東日本ガールズ予選】

「今回は決勝に行けるように」
4番車：鈴木美教（L1・静岡112期）

－オールガールズが終わってから、ここまでを振り返ると？
鈴木美「3場所くらい走って、優勝もできていますし、徐々に体の感じも上がってきて、いいのかなと思っています」

－ここに向けては？
鈴木美「短いスパンでG1が続けてあるので、気持ちを切らさずにやれていたと思います」

－直前の大宮ではレースをコントロールするような戦いぶりでした。
鈴木美「そうですね。ある程度、決めていた、想定していた通りのレースになったのでやりやすかったなというのと、500バンクで優勝はあまりなかったので、そこの自信も付いたので良かったと思います」

－前走後は？
鈴木美「いつも通りです」

－初日のメンバーを見て、いかがですか？
鈴木美「G1なので、どこもメンバーは厳しいと思いますし、その中でも自分のできることをしっかりやって、力を出し切りたいと思います」

－最後にチャリロトユーザーに意気込みを。
鈴木美「今回は決勝に行けるように頑張ります。応援お願いします」

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【パールカップ（初日）7R＝L級東日本ガールズ予選】

「昨年の悔しさを晴らせるように」
2番車：小林莉子（L1・東京102期）

－近況の戦績を振り返ると？
小林莉「正直、優勝していたときは自分でも思った以上に勝てているなと思いました。それでこの前、久留米G1を走って、2本走ったんですけど、やっと戻ってきたのかなと。何かが悪いとかではなかったのですが、リズムが噛み合っていなかったので、勝ち切れていませんでした。弥彦も初日2着でしたが、立て直して優勝して、ここに入ってこられたので、間に合ったかなと思っています」

－レース間隔については？
小林莉「均等になってきましたが、3開催前の久留米G1の後に3週間くらい空いたんですよね。あそこでできればもう一本、ほしかったですね。気持ちの切り替え的にも、前回のG1から今回までは2開催だけなのは、少し自分的には物足りなかったかなと。その分、練習はできたし、ウエイトも久々にできたので、良いと捉えて頑張ります」

－逆にやりたいこともできたと？
小林莉「そうですね。でも、久留米G1が終わった後に、自分と向き合う時間が多かったので、それはキツかったですが、それもプラスになったかなと。状態も悪くはないと思います」

－初日のメンバーを見て、いかがですか？
小林莉「なかなかのメンバーですね。でも、どこのレースに入っても、皆が動ける選手だし、取りこぼしが無いように勝負していくしかないと思います」－最後にチャリロトユーザーに意気込みをお願いします。
「まずはしっかりと決勝に乗って。昨年のあの悔しさを晴せるように、頑張りたいと思います」

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【パールカップ（初日）7R＝L級東日本ガールズ予選】

「今できることを精いっぱいに」
3番車：石井貴子（L1・千葉106期）

－大きな舞台に戻ってきました。
石井貴「昨年のパールカップは補欠でしたけど、結局ケガで出られなかったですし、しっかり出られる権利を自分で取って走るG1は今回が初めてなので、頑張ろうと思います。一線から離脱してしまってから、自分もそうですけど、皆さんも割と長い期間だったと思いますが、シンプルにできることをやろうと思います」

－完全優勝3回を含めて、今年は6回優勝しています。
石井貴「回数だけで言えば、昨年を思えば、恵まれたのもあるし、しっかり今できることを精いっぱいやって来られたなと思います」

－そうして獲得したG1出場の権利です。
石井貴「システム上でもありますし、全選手が年末のグランプリを競う競技ではありますが、こういう経験をしてからここに戻っているので、前のようにそこだけをという感じではないです。今できることを毎日しっかりやり切る、自分なりの戦い方で頑張ろうと思っています」

－いつもとは違う勝ち上がりですが、そこはいかがですか？
石井貴「ポイント制ではないですが、分かりやすいとは思います。3着までの権利、毎日それだけです」

－初日のメンバーを見て。
石井貴「自分ができることを精いっぱいやって、勝ち上がっていけるように頑張るだけ。あまり余計なことを考えずに、走りたいと思います」

－最後にチャリロトユーザーにメッセージを。
石井貴「コラムも始めさせていただいて、プレゼントも実施させていただいて、私もそれを励みにしながら頑張っていますので、応援してください」

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【パールカップ（初日）8R＝L級西日本ガールズ予選】

「今回は組み立てを意識します」
4番車：日野未来（L1・奈良114期）

－まずは前回のG1を振り返ると？
日野「2日目は最終的に私がダッシュして、後ろが児玉さんになってしまったので、あとからVTRを見て反省しました。私が焦ってしまうと、番手に来られて、すかさず来られるという児玉さんの得意パターンになってしまうので。あれでは力では勝てないと思いました」

－その後は、さらに積極的な走りが増えています。
日野「たぶんレースで先行しても力はつかないので。日々やっている練習をレースで出すためには、あの距離を踏んだり、バックを取る競走が一番合っていると思います。出し切れたレースはできていますね」

－近況はレースが詰まっていますが。
日野「そうですね、ちょっと詰まっていました。でも、ちょっと空いたところに四日市の追加が来て、バタバタで行ったんですけど、優勝もできましたし、そこはいい経験となりました。詰まっていても、練習はできていますし、充実の毎日です」

－仕上がりは？
日野「いいと思っています。でも、ひとつ不安なのは奈良G3開催中、バイク誘導ができなかったことです。私は結構、バイクでトップスピードを上げる練習が大事だと思っているので、そこをほかで補った形になっています。そこがいつもと違う感じですね」

－初日のメンバーを見て印象は？
日野「メンバーは東も西もどちらもキツいので。でも、その中でもどうやったら勝ち上がれるか、そこを考えないと、この先のG1でも勝ち上がれないと思うので、今回は組み立てを意識したレースをしたいと思います」

－最後にメッセージを。
日野「今回は奈良G3のイベントに出演して、ファンの方から『長い距離を踏まなくていいからな。碧衣ちゃんは強いけど、同じ失敗はしないで、捲りでもいいんだよ』とアドバイスいただきました。それをしっかり心において、頑張りたいと思います」※第2回パールカップG1・注目選手コメントは次ページへ→

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＼第2回パールカップ（前検日）注目選手ピックアップ／

【初日5レース】

「積極的に頑張る」
2番車／尾崎睦（L1・神奈川108期）

中日が短かったので、疲れを抜く、刺激を入れる、バランスよくやってきました。（状態は）良くなっていると思います。自力でしっかり積極的に頑張りたいと思います。

【初日6レース】

「優勝を目標に頑張る」
1番車／坂口楓華（L1・愛知112期）

前回が終わってから、いつも通り変わらず。ただG1に向けてトレーニングを1カ月前から開始しました。G1優勝するための新しいトレーニングで慣れない中、腰痛も出てしまいましたが、2日前に治ったので、調子はいいですし、このままキープしていきたい。少し負荷がかかるトレーニング、きついトレーニングでしたが、モチベーションも上がっている状態なので、ちゃんと乗り越えたい。G1優勝を目標に頑張りたいです。自力で、いつも通り力を出し切りたいと思います。

【初日7レース】

「自分の競走をするだけです」
1番車／久米詩（L1・静岡116期）

前回の岐阜は初日が全然良くなかったのですが、最終日に向けて身体も脚あたりも良くなってきました。そのあとしっかり練習しても披露も抜けましたし、状態面は良いと思います。（落車は）ケガ自体はひじの擦過傷のみですが、向日町の落車のダメージが結構残っていて、競技の落車の方はダメージなかったのですが、大事を取って欠場して、休養と練習をした感じです。（初日は）やることをやるだけ、自分の競走をするだけです。自力基本です。

【初日8レース】

「100%出し切る」
1番車／児玉碧衣（L1・福岡108期）

前回の西武園まではリフレッシュということで自転車に全く乗らず。西武園の後からは少しずつ自転車に乗って、体を慣らしていって、直前の練習でもタイムがすごく良かったので、連覇できるように頑張りたいと思います。
特に西は自力の選手が集まっていて、昨年も準決勝が一番組み立てにくかったので、今年もそうなるかなと思っていて。なかなか自分がいきたいところでいけるメンバーではないですが、前回の久留米でG1獲ったみたいに自信をもっていけば十分あると思うので、積極的に行きたいと思います。初日から勝負ですし、自分の力を100％出し切って準決勝に上がっていきたいので、自分が一番強いと信じて、自分らしい走りを心がけたいと思います。自力です。

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【第2回パールカップ選考基準】
選考期間：2023年10月～2024年3月（6カ月）
参加選手数：28名（東西　各14名）
◆選抜方法
（１）ガールズグランプリ2023で1～3位となった者
（２）パリオリンピック自転車競技トラック種目代表選手
（３）選手選考対象期間において2か月以上JCFトラック種目強化指定（A）に所属した者
（選考期間の平均競走得点が上位20位以内の者）
（４）東西別平均競走得点上位者
（同点の場合は選考期間における選考用賞金獲得額上位者）

◆勝ち上がり
【初日】
東日本ガールズ予選（2個レース）→1～3位および4位の1名が東日本ガールズ準決勝へ
西日本ガールズ予選（2個レース）→1～3位および4位の1名が西日本ガールズ準決勝へ

【2日目】
東日本ガールズ準決勝（1個レース）→1～3位の3名がガールズ決勝へ
西日本ガールズ準決勝（1個レース）→1～3位の3名がガールズ決勝へ
※準決勝の4位から1名がガールズ決勝へ

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高松宮記念杯競輪・パールカップ（G1）初日
【実施日】6月11日（火）
【対象開催】
岸和田G1　第1R～第12R全レース対象
【達成条件】
2万円払戻達成者（重勝式・ワイドを除く）
※5,000円以上購入が条件
【山分け金額】
300万円
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◆加藤慎平さん、林雄一さん、木三原さくらさんの注目選手や勝ち上がり、開催データを掲載！

第75回高松宮記念杯競輪G1の特設サイトはこちら(P-Navi編集部)