【高知競輪G3】阿部将大が2回目のG3優勝!

2024/04/14(日) 19:06

【高知競輪G3】阿部将大が2回目のG3優勝!

2024年4月14日 高知競輪

令和6年能登半島地震復興支援競輪
大阪・関西万博協賛
開設74周年記念「よさこい賞争覇戦」G3(最終日)

桜の時期が終わり、新緑の輝きがまぶしい高知。4月11日よりスタートした開設74周年記念競輪が本日14日、最終日を迎えた。
シリーズは、初日から地元地区の四国、中国勢が力強い走りで躍動するが、S級S班など上位陣もその力を存分に発揮。中国・四国勢は多くが準決勝で勝ち上がりを逃したが、その中でも気迫の走りを見せたのが犬伏湧也。初日特選こそ大敗したものの、2日目以降は連携したS班の清水裕友とワンツーを決める連勝で決勝進出。清水も危なげない走りで、連対を外さずに優出を決めた。
また、緊張感あるレースが続く新山響平と佐藤慎太郎は連戦の疲れを見せない好走。深谷知広もS班としての圧倒的なパワーとスピードで決勝に駒を進めた。

細切れ戦となった決勝。
突っ張り先行に出た犬伏の3番手を終始キープした阿部将大が、最終4コーナーで番手から出た清水をゴール直前で追い込み1着でゴール。
相性のいい高知バンクでS級S班を抑え、自身2回目となるG3を制した。

※3日目のレポートはこちら
※第6回ガールズフレッシュクイーンのレポートはこちら

【高知競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/犬伏湧也(S1・徳島119期)
2/新山響平(SS・青森107期)
3/深谷知広(SS・静岡96期)
4/永澤剛(S1・青森91期)
5/坂井洋(S1・栃木115期)
6/大坪功一(S2・福岡81期)
7/清水裕友(SS・山口105期)
8/阿部将大(S1・大分117期)
9/佐藤慎太郎(SS・福島78期)

【レース展開】
開設74周年記念よさこい賞争覇戦G3S級決勝打鐘過ぎ2センター

開設74周年記念よさこい賞争覇戦G3S級決勝最終HS

開設74周年記念よさこい賞争覇戦G3S級決勝最終4コーナー

開設74周年記念よさこい賞争覇戦G3S級決勝ゴール

誘導以下、1犬伏-7清水、8阿部-6大坪、2新山-9佐藤-4永澤、3深谷、5坂井で周回。打鐘で新山が動くと、犬伏は突っ張り、深谷が5番手、坂井が6番手に上がり、新山は7番手まで引く。犬伏がペースを上げて先行すると一本棒の展開へ。5番手になった深谷が最終BS過ぎに捲りを打つと、清水も犬伏の番手から抜け出していく。中四国ラインを追った阿部が、ゴール前で清水を差し切り優勝ゴール。2着に清水、3着に坂井が入線した。

【高知競輪G3(最終日)12R=S級決勝・結果】
2車単8‐7 5,830円(22番人気)
3連単8-7-5 46,680円(138番人気)
決まり手:差し-差し

開設74周年記念よさこい賞争覇戦G3優勝阿部将大
優勝/阿部将大(S1・大分117期)
今回成績/一1・二2・準1・決1
次走出場予定/別府F1(4月21日~23日)

犬伏(湧也)さんと新山(響平)さんの踏み合いかなと思ったので、ハマれば捲りごろになるかなと。それが狙いでした。
(打鐘で犬伏が)突っ張ったので、発進だなと思いました。あとは、清水(裕友)さんの後ろだけ見て、でした。清水さんが車間をあけていたし、捲りは弾かれると思ったので、捲り追い込みで良いかなと。なんとか届いて良かったです。
最後の直線しか踏んでいないのに、(ゴール線の)数メートル手前から脚が三角に回っていたので、差せないかもしれないと思いながら踏んでいました。なんとか伸びて良かったですね。
高知バンクは、街道に近い感覚で、僕の中で走りやすい。他の選手が思いのほか伸びて行かない感じがあるので、苦手なのかなと。それによって気持ちに余裕が出てくるのかなと思います。
また、今回はメンバーがすごいので、勝ちに徹しようと思ったのですが、自力を出して勝ちたいところがあるので、納得はしていないです。
次走の別府では、積極的に走って(自力の)感じを確かめながらダービー(日本選手権)に向けて調整できたらと思います。ここへは、途中でお帰りにならないようにしたい気持ちだったのですが、S級S班と戦っても、あの位置なら伸び勝負が通用することが分かったので、ダービーでは準決勝に進めたら良いなと思います。

開設74周年記念よさこい賞争覇戦G3優勝阿部将大

開設74周年記念よさこい賞争覇戦G3優勝阿部将大

開設74周年記念よさこい賞争覇戦G3優勝阿部将大

開設74周年記念よさこい賞争覇戦G3優勝阿部将大

【阿部将大選手の過去G3優勝開催・レポート】
2022年3月高知競輪G3「施設整備等協賛競輪」

\高知G3(最終日)注目選手ピックアップ/

【最終日・4R=S級選抜】
佐々木則幸
「敗戦をバネにして」
1着/佐々木則幸(S2・高知79期)

今日は、久米(康平)君が強かった。突っ張ってくれたおかげです。ワンツーを決められたら良かったのですが、最終日だし、1着を取りに行かせてもらいました。僕の記憶では、地元記念の一次予選で飛んだことはなかったと思うのでショックでしたが、残り3日間をしっかり走ろうと決めていたので、最終日に1着が取れたのは次につながると思うし、頑張る気になりますね。神山(雄一郎)さん、小嶋(敬二)さん、山口(富生)さんなどが頑張っていますし、48歳はまだまだ若いと思うので、頑張ります。

【最終日・9R=S級特選】
島川将貴
「足踏み状態からの脱出を目指し」
1着/島川将貴(S1・徳島109期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)

今日は捲りを考えていて、脚で勝負しようかなと思っていました。今回は新車で、部品を調整して入り、練習では良かったのですが、レースになるとタイミングが遅れて、違いを感じました。皆そうなのかも知れませんが、練習が何だったのか。行けそうな感じがあったんですけどね。次は、西武園記念の追加をいただきました。日程が詰まるのですが、経験も含め、走った方がいいと受けました。ダービー(日本選手権)までにはどうにか、いい状態にして臨みたいです。(P-Navi編集部)

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