2023年6月12日　岸和田競輪

第74回高松宮記念杯競輪G1（前検日）

今年3開催目のG1レース「第74回高松宮記念杯競輪」が明日（13日）、岸和田競輪場で開幕します。
今回から6日制となり、勝ち上がりも一新。準決勝まで東西に分かれて戦う形式は不変ですが、初日から3日目まではポイント制で、4日目が青龍賞、白虎賞、二次予選、そして5日目に準決勝戦（東西2個レースずつ）が行われます。

※勝ち上がり詳細は特設サイトをご覧ください。
高松宮記念杯競輪G1特設サイト

今年ここまでのG1戦線は、全日本選抜競輪で古性優作選手、日本選手権競輪で山口拳矢選手が優勝。
前半戦の折り返しとして、グランプリ出場権争いも目が離せません。

前検日レポートでは、6日間の決戦を前にしたS級S班のチャリレンジャー4選手のインタビューをお届けします。

※ガールズケイリンのG1「パールカップ」前検日レポートはこちら

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【高松宮記念杯競輪G1（初日）3R＝西日本一次予選1】
1／浅井康太（S1・三重90期）
2／松岡辰泰（S1・熊本117期）
3／松浦悠士（SS・広島98期）
4／野田源一（S1・福岡81期）
5／谷口遼平（S2・三重103期）
6／高原仁志（S1・徳島85期）
7／小川勇介（S1・福岡90期）
8／伊藤旭（S2・熊本117期）
9／香川雄介（S1・香川76期）

並び想定
5谷口－1浅井康太
2松岡－8伊藤
3松浦－9香川－6高原
4野田（単騎）
7小川（単騎）

「また信頼してもらえるように力を出し切る」
3番車：松浦悠士（SS・広島98期）

【前走の振り返り】
松浦「犬伏（湧也）君の強さを考えると、いつかは、あのパターンになることは想像していたのですが、自分の状態も良くない中で、初日は付いていけただけに、準決勝は離れてはいけないところでした。自分の中で、危惧していたところではありましたが……。ただ、今回はそこでリベンジしたい気持ちもありますし、今後は無いようにしていかなくてはいけない。絶対に離れない。そこをテーマとして持っていかないといけないですね」

【前走からここまで】
松浦「全プロ競輪は良かったのですが、大垣記念は状態があまり良くなかったので、自分の体の気になるところを二つ、三つ潰してきました。今回は調子がいい状態で入れていますが、寝て、起きて、体の状態は日替わり。今の調子を6日間、維持できるかが課題になると思います」

【6日制の勝ち上がり】
松浦「不安はないです。調子を維持して、とにかく自分の力を5走で出せるようにするのが最大のテーマ。そこを意識してレースに挑みたいと思います。ポイント制で難しいところはちょっと出てくると思いますが、与えられた番組でしっかり自分のできる走りをしたいですね。初日も自力自在にしっかりやります」

【意気込み】
松浦「常にG1を意識しているので、しっかり力を出し切って、良いレースができたらなと。まずは、そういう状態で走れるように調整したいと思います。波のある戦いが続いていますが、今回も優勝を目指して。また信頼してもらえるように頑張ります。応援してください」

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【高松宮記念杯競輪G1（初日）5R＝西日本一次予選1】
1／脇本雄太（SS・福井94期）
2／荒井崇博（S1・長崎82期）
3／渡部哲男（S1・愛媛84期）
4／柏野智典（S1・岡山88期）
5／稲川翔（S1・大阪90期）
6／南修二（S2・大阪88期）
7／伊藤颯馬（S1・沖縄115期）
8／松本貴治（S1・愛媛111期）
9／園田匠（S1・福岡87期）

並び想定
1脇本－5稲川－6南
7伊藤－2荒井－9園田
8松本－3渡部－4柏野

「地元地区のG1で気持ちをさらに入れて」
1番車：脇本雄太（SS・福井94期）

【近況の振り返り】
脇本「参考にならないレースもあって評価はしづらいところもありますね。前回の全プロ記念は、その間に競技大会も走ったりして、調子の部分は良くなかったのかなと思います。何とも言えない感じでした」

【前半戦の評価】
脇本「良かった時もあり、悪かった時もあり。いろいろ考えさせられる前半戦だったかなと思います。自分への包囲網は前からありましたし、皆の対応力も増してきている感じです。それに対して、僕も対応していかなくてはいけないのですが、時間もかかるのかなとは思います」

【前走からここまで】
脇本「地元でしっかりと練習できました。気持ちを入れてきたつもりですが、空回りしそうなくらいなので、気を付けて走りたいですね。ここは地元地区ですし、僕に限らずに皆が気持ちが入っていると思います」

【岸和田バンク】
脇本「僕の中では、福井バンクの次に走りなれたバンクです。特徴もとらえています」

【6日制の勝ち上がり】
脇本「競輪祭に近い形かなと。でも昼間で5走は初めて。気持ちでカバーしながら調整できればいいかなと思います」

【初日のメンバー】
脇本「地元の選手が2人（稲川翔、南修二）付きますし、ラインでしっかり決められるように自力で頑張ります」

【意気込み】
脇本「今回は勝ち上がりも変わって、6日間長いですが、気持ちを切らさず。近畿地区のG1ですし、いつも以上に気持ちを入れて優勝を目指して頑張ります」

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【高松宮記念杯競輪G1（初日）7R＝西日本一次予選1】
1／村田雅一（S1・兵庫90期）
2／取鳥雄吾（S1・岡山107期）
3／中本匠栄（S1・熊本97期）
4／岩谷拓磨（S1・福岡115期）
5／古性優作（SS・大阪100期）
6／瓜生崇智（S1・熊本109期）
7／橋本強（S1・愛媛89期）
8／久米良（S1・徳島96期）
9／東口善朋（S1・和歌山85期）

並び想定
5古性－9東口－1村田
2取鳥－7橋本－8久米
4岩谷－3中本－6瓜生

「リラックスして地元G1へ」
5番車：古性優作（SS・大阪100期）

【前走（全プロ記念＝1着1着）の振り返り】
古性「ダービーの時よりも感触は良くなっていたと思います。（別線だった）脇本さんの強さは一番知っていると思いますし、まだ来ないてくれ、まだ来ないでくれと思っていました。全プロ記念競輪はいつもと違う大会ですし、また並びも変わると思いますし、（近畿別線は）G1決勝では基本的には無いかなとは思います」

【練習の感触】
古性「自転車の一体感も前回と同じような感触ですね。ほぼほぼ良い感じだと思います」

【前走からここまで】
古性「（甲子園での始球式は）スライド登板になりましたけど、競輪の方は予定通りできました」

【6日制の勝ち上がり】
古性「調整の仕方は難しくなるんじゃないですかね。ただ本数を多く走るので、その分、力のある選手が勝ち上がるのかなと思います」

【地元G1に向けて】
古性「連覇というのは意識してない、できていないです。本当に目の前のレースを一戦、一戦走って、リラックスして、入ってこられました。自分の力を精神的にも出せているのかなと思います」

【意気込み】
古性「（初日は）自力です。一生懸命、頑張ります」

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【高松宮記念杯競輪G1（初日）8R＝東日本一次予選1】
1／山崎芳仁（S1・福島88期）
2／岡村潤（S1・静岡86期）
3／神山拓弥（S1・栃木91期）
4／菅田壱道（S2・宮城91期）
5／吉田有希（S1・茨城119期）
6／佐藤友和（S2・岩手88期）
7／郡司浩平（SS・神奈川99期）
8／青野将大（S1・神奈川117期）
9／雨谷一樹（S1・栃木96期）

並び想定
4菅田－1山崎－6佐藤
9青野－7郡司－2岡村
5吉田－9雨谷－3神山

「白紙に戻してリスタート」
7番車：郡司浩平（SS・神奈川99期）

【日本選手権での落車の影響】
郡司「肩甲骨に亀裂が入った感じで、肩の動きができず、しばらくは動かせなかったです。でも、徐々に痛みもひいてきて、動かせるようになって、ここに入る前は、いつも通りの練習ができています。しっかりと練習メニューもこなせているし、自転車に関しては、不安は取り除けていますね。あとはレースの感覚。そこは走ってみて、どうなのかなという感じです」

【前半戦の評価】
郡司「日本選手権までは順調にできていた部分がありました。でも、実際のレースでは、気持ちの面だったり、体の面だったり、今振り返ってみると、落車を抜きにしても、納得いく開催ではなかったです。また来年、平塚でオールスター競輪があるので、そこまでに、また良くなっていけたら、よいかなと思います」

【復帰戦だが】
郡司「全て一回、白紙に戻して、一（いち）からスタートしようと改めて思いました。いい意味での、開き直りですね。いきなり結果を求めるのは難しいかもしれませんが、徐々に自分の納得いくレースだったり、内容だったり。G1を再び獲るために、頑張っていけたらいいかなと思います。また一歩目から上っていけるように、今は変なプレッシャーも感じていないです」

【6日制の勝ち上がり】
郡司「そこまで気にしないですね。1レース、1レースを集中して全力を出すだけです。その集中力を高めて走れれば良いかなと思います。良い意味で緊張せずに、レース運びできれば」

【初日のメンバー】
郡司「青野が前で頑張ると言ってくれたので、後輩に任せます。潤さんも後ろを固めてくれるので、番手でできることをするだけですね」

【意気込み】
郡司「いつも応援ありがとうございます。また一からG1優勝に向けて頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします！」

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【実施日】6月13日（火）～17日（土）
【対象開催】
6月13日・14日・16日・17日　岸和田G1　第1R～第12R全レース対象
6月15日　岸和田G1　第1R～第11R対象（※パールカップ決勝は対象外）
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