2022年12月25日　伊東温泉競輪G3

開設72周年記念「椿賞争奪戦」最終日
第9レース／レインボーカップチャレンジファイナル

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1着から3着に入るとA級2班への特別昇班が決まるレインボーカップチャレンジファイナル。
競輪競走の感触を掴み始めた者や、ケガから復調気配の者など、我さきに昇班を掴みたい121期のルーキー達と、すでに次期A級1班を確定させている先輩格の栗本尚宗やベテラン菊谷信一としのぎを削る一戦は。A級2班への特別昇班をかけた一発勝負は、次戦に弾みをつける節目の競走として、好レースが予想された。
レースは、打鐘手前2コーナー付近で先行態勢に入った甲斐俊祐をマークした一丸尚伍が、最終2コーナーで捲りを放つと、そのまま押し切り1着でゴール。2着には一丸を追った梅崎、3着は菊谷が入り、この3名が特別昇班の権利を獲得した。

※レインボーカップチャレンジファイナル（前検日）はこちら

【伊東温泉競輪（最終日）9R＝レインボーカップチャレンジファイナル】
1／一丸尚伍（A3・大分121期）
2／室井蓮太朗（A3・徳島121期）
3／岸田剛（A3・福井121期）
4／治田知也（A3・新潟121期）
5／梅崎隆介（A3・長崎121期）
6／菊谷信一（A3・大阪90期）
7／富武大（A3・山口121期）
8／栗本尚宗（A3・千葉113期）
9／甲斐俊祐（A3・大分121期）

【レース展開】

誘導以下、5梅崎、7富、8栗本、9甲斐－1一丸、2室井、3岸田－6菊谷、4治田で周回。赤板前から甲斐が上昇し、梅崎を抑えて、そのまま先行態勢に入っていく。打鐘では3番手で内に梅崎、外に岸田で並走となる。大分ラインの主導権取りで、番手の一丸は車間を切って、後続をけん制。最終2コーナーから一丸は番手から捲りで抜け出し、これを梅崎、さらに菊谷が追って最後の直線へ。梅崎も差し脚を伸ばすが、一丸が押し切って優勝。2着に梅崎、3着に菊谷が入線した。

【伊東温泉競輪（最終日）9R＝レインボーカップチャレンジファイナル結果】
2車単1-5　740円（1番人気）
3連単1-5-6　14,130円（42番人気）
決まり手：捲り－マーク

優勝／一丸尚伍（大分121期）

ほぼ作戦通りでした。甲斐選手が早めに先頭に出て、徐々に踏んでくれたので、あとは勝たないといけないと思って、後ろが来る前に、いけるところからいったという感じです。付いている分には、余裕はありましたが、もっと冷静に出ても良かったかなとは思います。結果で応えられたことは、良かったです。今回は同県の甲斐選手がいたので番手でしたが、日ごろは自力で脚を使うレースをしているので、今まで通り1・2班でも出し切るレースをしていきたいと思います。

◆2着の梅崎隆介（長崎121期）

仕掛けないといけないところで、勝ちを意識しすぎている部分があったので、そこは反省点。あの展開なら3番手よりも、自分で駆けた方が良かったかなと。結果は良かったですが、内容がダメでしたね。積極的に自分の力を出し切るレースをしないといけないと思います。

◆3着の菊谷信一（大阪90期）

岸田君に任せていましたが、展開も厳しく、みんな強いので難しかったと思います。最後はコース取りに失敗。4コーナーで内なら、もう少し行けたかなと思います。岸田君があれだけへばりついてくれたので、優勝しなくてはいけなかったですね。来期もしっかり走って、もう1回、上で走りたいという気持ちです。(P-Navi編集部)