2022/11/13(日) 22:49
伊勢崎オートレース場で開催された「第6回オートレース石狩杯」は本日(11月13日)に優勝戦が争われ、 新井日和(伊勢崎35期)が1着となり、女子オートレーサーとしては史上7人目、そして史上初となる10代での初優勝を達成しました!
試走後に雨が降り出して、湿走路へとコンディションが変化した優勝戦。
単独0mハンデの新井はスタートを決めて、逃げの展開に持ち込み、序盤から大きくリードを広げていく。2番手には三浦康平、さらにスーパーハンデから青山周平も追い上げを見せるが、差は縮まらず。そのまま6周回を逃げきった新井が1着でゴール。デビュー初優勝を決めた。2着には青山、3着には三浦で入線した。
新井は「19歳8カ月29日(271日)」での初優勝。女子オートレーサーとして、佐藤摩弥(川口31期)が2013年3月18日に川口で達成した20歳10カ月3日(307日)の女子レーサー史上最年少優勝記録を大幅に更新した。また、益春菜さん(引退)が2015年1月5日に船橋で達成したデビュー1年6カ月1日での最速優勝記録も、デビュー1年5カ月9日に記録を塗り替える快挙となった。
【新井日和選手の優勝コメント】
「優勝は信じられない気持ちでいっぱいです。今までの優勝戦はいつも惜しいところで捕まっていて、悔しい気持ちだったので、いつかは優勝したいと思っていました。本当にうれしいです。今日は試走後に雨が降ってきたので、レースでは滑らさないように意識して走りました。今後は、晴でも雨でも、もっとタイムを上げられるように頑張りたいです」
※参考データ※
【オートレーサーの最年少優勝記録】
黒川京介選手(川口33期)2018年1月15日日、川口オートにて達成(19歳5カ月16日)
写真提供:公益財団法人JKA(P-Navi編集部)