2022/09/19(月) 19:49
ガールズケイリン「ティアラカップ」
ガールズケイリン10周年記念の企画レース「ティアラカップ」が、名古屋競輪「第38回共同通信社杯」最終日の第11レースにおいて行われた。賞金ランキング上位の児玉碧衣や石井寛子、小林莉子、奥井迪をはじめ、ガールズグランプリで好実績を残してきた7選手が、拮抗するレースをどう攻略してくるのか、注目が集まった。
レースは奥井が主導権を握ると、風も味方につけて先行逃げ切りでゴール。初開催のティアラカップを制した。
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【名古屋競輪(最終日)11R=L級ティアラカップ】
1/児玉碧衣(L1・福岡108期)
2/石井寛子(L1・東京104期)
3/小林莉子(L1・東京102期)
4/中村由香里(L1・東京102期)
5/梶田舞(L1・埼玉104期)
6/奥井迪(L1・東京106期)
7/荒牧聖未(L1・栃木102期)
【レース展開】
誘導以下、6奥井、4中村、5梶田、1児玉、2石井、3小林、7荒牧で周回。そのままの隊列で打鐘を迎えると、先頭の奥井は最終HSでペースを上げて、先行勝負に打って出る。4番手の児玉は最終2コーナー過ぎから捲りを狙うが、前団には届かず不発に終わる。奥井は力強い走りで粘りこみを図り、そのまま逃げ切りで優勝のゴール。奥井に続いた中村が2着。3コーナー過ぎから小林と荒牧が内に切れ込み、荒牧が3着に入線した。小林は直線で落車(落担入)、捲り不発の児玉は5着に終わった。
【名古屋競輪(最終日)11R=L級ティアラカップ結果】
2車単6-4 11,990円(25番人気)
3連単6-4-7 133,620円(122番人気)
決まり手:逃げ-マーク
優勝/奥井迪(L1・東京106期)
次走出場予定/西武園F2(9月25日~27日)
初優勝の名古屋で、しかも大きいレースで初めて勝てて本当に嬉しいですね。後ろでアクシデントがあったので、「やったー」という感じではないのですが、1着かなと。誰も前に出させず、自分としては一番いい形。(児玉)碧衣ちゃんの仕掛けのスピードに合わせる練習を積んできたので、本番でそれができて嬉しいです。風が吹いてきて、これは自分にプラスだなと思えましたし、前向きに考えられたことが良かったと思います。大きい1勝だと思います。でも、まだ足りないところがあるので、ガールズグランプリトライアルに向けて、上の選手と戦えるように練習していきたいです。いつもは勝てたらいいかなとか、先行で勝てるのかなと、自分を信じることができていなかった部分があったのですが、今日は自分を信じて走れたので、今までにない経験になっていくのかなと思います。先行でまた、グランプリの舞台で走れるように頑張りたいです。
(P-Navi編集部)