2021年4月28日

川口SG（4日目）
第40回オールスターオートレース

SGオールスターは、主にファン投票上位選手が出場資格を獲得するドリームマッチ！
ファンの支持を集めたスター選手による熱戦が4日目まで展開される中、今開催のカギとなったのは、難走路の克服。走路温度も上昇したことと、さらにSGオールスター特有のハンデ戦により、序盤のポジションがいつも以上に重要となった。
そのため、軽ハンデ勢の躍進も目立ち、逆に重ハンデ勢は苦戦を強いられる傾向に…。
オールスター3連覇を狙った荒尾聡は6着・5着・自落で、準決勝戦進出を逃して史上2人目となる3連覇の偉業達成は叶わず。
準決勝戦でもSG初制覇を狙う早川清太郎が追い上げ及ばず3着、高橋貢・中村雅人・浦田信輔ら実力者も姿を消した。

一方で、準決勝戦9レースで佐藤摩弥が好スタートから1着、続く10レースでは岡谷美由紀も逃げ切ってSG初優出の1着。女性レーサーがSG優勝戦に2名進出するという史上初の快挙を達成した。
また、鈴木圭一郎は永井大介の前に連勝こそストップしたが、唯一オール連対で優勝戦に進出。青山周平も貫禄のレース運びで準決勝戦を1着クリア。初日のスターセレクションは鈴木が1着、青山が3着だったが、ランク1位・2位が再び優勝戦で相まみえることとなった。

6・佐藤摩弥がトップスタートから見事に8周回を逃げ切り！

佐藤に続いて1・岡谷美由紀も逃げ切り、女子レーサーが連勝

戦列復帰して2場所目でSG優出を決めた7・永井大介

8・青山周平が今節2勝目、しっかりと優勝戦に駒を進めた。

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また、川口SG4日目の第4レースにおいて、篠崎実（川口9期）が1着。
今節の初日に更新した自身が持つ「SG最年長勝利記録」を72歳62日に更新！
一節間での2度のSG最年長勝利記録更新も史上初となった。

【12R＝第40回SGオールスターオートレース優勝戦】
＊10周回5,100ｍ　オール10mハンデ戦
1／岡谷美由紀（浜松32期）
2／春本綾斗（山陽31期）
3／鈴木宏和（浜松32期）
4／黒川京介（川口33期）
5／佐藤摩弥（川口31期）
6／永井大介（川口25期）
7／鈴木圭一郎（浜松32期）
8／青山周平（伊勢崎31期）

優勝戦はオール10mハンデ戦となった。
気になるのは、明日の天気。現段階では、降水確率はかなり高い予報が出ている。
優勝戦の走路コンディションには注意が必要だ。

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1番車／岡谷美由紀（浜松32期）

競走車名：ディアマンテ　ランク：A80
今節成績：3着・2着・3着・1着
SG初優出
「嬉しいし、ビックリ。スタートは思い切りいきました。落ち着いて、失敗しないように走れたと思います。ここまで来られるとは思っていませんでした。エンジンは逃げる分には乗りやすい。雨は得意ではないですけど…。最後まであきらめないで、一生懸命走りたいと思います」

2番車／春本綾斗（山陽31期）

競走車名：リムル　ランク：A166
今節成績：1着・2着・3着・2着
SG初優出
「自分でもビックリ。最高です。最後は疲れました。摩弥ちゃんに置いていかないでと思っていましたね（笑）。エンジンは凄く良い。でも雨は苦手ですね…不安しかないですが、一生懸命走りたいと思います」

3番車／鈴木宏和（浜松32期）

競走車名：ナアーモ　ランク：A39
今節成績：1着・2着・3着・2着
SG初優出
「初のSG優勝戦なので、すごく嬉しいですね。エンジンも、後半すごく良かったです。10周戦も初めてですが、一生懸命頑張りたいと思います。雨は苦手ですね…」

4番車／黒川京介（川口33期）

競走車名：ペルセウス　ランク：A6
今節成績：3着・5着・1着・2着
SG2回目の優出
（2019年浜松オールスター6着以来の優出）
「苦しいレースでしたね。どうにか位置を守らなきゃと思っていました。乗りやすいけど、もっと全開で出せるようにしたい。雨は乗れたり、乗れなかったりですね。SSポイントもあるし、頑張りたいと思います」

5番車／佐藤摩弥（川口31期）

競走車名：Pタン　ランク：S15
今節成績：8着・2着・3着・1着
SG5回目の優出
（2020年川口SS王座決定戦8着以来の優出）
「熱走路でしたし、スタートに集中。スタート行けばチャンスはあるかなと思っていたし、実行できて良かったです。エンジンは、もうひと伸びほしい。雨は苦手ですけど、地元のSGなので最後まであきらめないで走りたいと思います」

6番車／永井大介（川口25期）

競走車名：ダビド・ビジャ　ランク：S8
今節成績：4着・6着・1着・1着
SG通算15回優勝
（前回優勝は2018年川口のSS王座決定戦）
「3・4番手にはいないと無いなと思っていたので、良いスタートが切れました。野本君が良いペースでしたね。後ろから圭一郎君が来たのは分かったので、先に抜かないといけないと思っていました。エンジンも良い方向にでたと思います。雨は近況乗れていないですけど、優勝目指して精一杯頑張ります」

7番車／鈴木圭一郎（浜松32期）

競走車名：カルマ3K　ランク：S2
今節成績：1着・1着・1着・2着
SG通算8回優勝
（前回優勝は2019年川口の全日本選抜）
「追走一杯でしたね。4日間で一番滑る走路でした。4番手で冷静にいこうと思いましたけど、永井さんに届きませんでした。エンジンはそんなに悪い状態ではないと思います。雨はスタートいけなかったら成績残せていない。何とかしないと厳しいですね」

8番車／青山周平（伊勢崎31期）

競走車名：ハルク・73　ランク：S1
今節成績：3着・1着・2着・1着
SG通算8回優勝
（前回優勝は2020年川口のSS王座決定戦）
「新品クランクに換えて、まだ良いところは引き出せていない。スタートも凄く切れている感じはないですが、一生懸命に切れたと思います。優勝戦はどんな天気になるか分からないですけど、頑張りたいですね」(P-Navi編集部)