飯塚G2(4日目)ピックアップ

2020/12/08(火) 23:55

飯塚G2(4日目)ピックアップ

2020年12月8日

飯塚(4日目)庄内のやきにく王国 presents G2オーバルチャンピオンカップ

【9R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)

スタートを決めた10線の3・鈴木聡太が0ハンの青木隆浩を早々に捕えて、逃げ態勢に入っていく。
5・鐘ヶ江将平が2番手で続き、2周回目には試走一番時計の7・丹村飛竜が3番手に上がる。
丹村は4周回で鐘ヶ江、鈴木を次々と、捌いて先頭に立ち、そのまま1着。
2着には鈴木が粘り、3着は6・岩見貴史が5周回で鐘ヶ江を捕らえて入着。
29期が上位を独占した。


1着/丹村飛竜(山陽29期)競走タイム3.344
競走車名:ヒシャカク ランク:S23
今節の成績:1着・2着・1着・1着
準決勝戦も試走3.25の一番時計で、今シリーズ3勝目を決めた。
「5番手は想定内の位置。ジックリいこうと思っていました」と、冷静なレース運びが光った。
それも機力の裏付けがあるからで「仕上がっていますね」と、笑顔。
飯塚走路はミッドナイト、ナイターで現在、3節連続優勝中。
2017年の川口G1以来となるグレードレース制覇の機運が高まる。


2着/鈴木聡太(伊勢崎29期)競走タイム3.350
競走車名:キブロ ランク:A39
今節の成績:7着・4着・6着・2着
抜群のスタートで、記念優出を一気に引き寄せた。
自身も「良いスタートが切れたのが、一番大きかった」と、振り返る。
ここまでの3日間で掲示板入りはなかったが、準決勝戦でシッカリ決めた。
仲間からも「持ってるね~」と、祝福されて、ニンマリ。
優勝戦は8枠と位置的には厳しいが、大外からスタート一発決めて、グレードレース初優勝を狙う。

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【10R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)

10線から飛び出したのは5・瀧下隼平。
0ハン1・新井裕貴を捲ると、ハイペースの逃げ展開に持ち込んでいく。
2番手に7・浦田信輔が上がるが、3・岩科鮮太もピッタリ続いて、試走3.24同士の2番手争いとなる。
3周回3コーナーで岩科が浦田の内に入って逆転。
大差をつけた滝下が1着、岩科が2着。
浦田は3着で優出を逃した。


1着/瀧下隼平(飯塚28期)競走タイム3.309
競走車名:S・ラセツ ランク:A5
今節の成績:2着・2着・4着・1着
スタート速攻から圧巻の逃げ切り。
破格の競走タイム=3.309が発表されると、ロッカー内はザワついた。
グレードレース優出は今年6月山陽の令和グランドチャンピオンカップ以来。
だが、地元・飯塚でのグレード戦優出は約6年ぶり。
「タイヤもまだ使えるし、エンジンも微調整」と、優勝戦へ問題なし。
センター枠から超抜の走りで、初のグレードレース優勝を決めるか。


2着/岩科鮮太(浜松29期)競走タイム3.328
競走車名:ジェームス ランク:A13
今節の成績:3着・5着・1着・2着
道中では「自分の方が良さそうだったので、チャンスあるかなと思っていました」。
地元の雄・浦田信輔をかわして優出圏内に入った。
もちろん、エンジン状態は「良いと思うので、やっても微調整」と、及第点だ。
優勝戦は選択順5番目から3枠をゲット。
G1初優勝した浜松ゴールデンレース以来となる2年半ぶりのグレードレース優勝戦。
再びの好走期待だ。

【11R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)

5・加賀谷建明がフライング。
2本目のスタートは、0ハンの1・青山文敏が残すが、後続の攻めも早い。
3・阿部仁志、加賀谷の後位から7・篠原睦が2周回2コーナーで前団を捌いて一気に先頭奪取。
8・早川清太郎も着実にポジションを上げていく。
加賀谷をかわして、篠原、阿部に続く3番手につける。
5周回4コーナーで早川は阿部の内に入り2番手に浮上。
最後は早川が外から詰めるも、篠原が振り切って1着。
2着に早川、3着に加賀谷が入着した。


1着/篠原睦(飯塚26期)競走タイム3.363
競走車名:チャージ ランク:S11
今節の成績:1着・5着・3着・1着
1本目はフライングがあったが。
2本目のスタートは「少しタイミングは遅れましたが、切ることができました」
好位置から早目の抜け出しに成功した。
「序盤が勝負だと思っていたので、巧くいったと思います」
エンジンも日に、日に良くなっており、7年ぶりのグレード制覇を地元で決めたい。
今開催のポスターモデルも務めており、「良いレースをしたい」と、臨戦態勢を整えていく。


2着/早川清太郎(伊勢崎29期)競走タイム3.363
競走車名:シナモン ランク:S7
今節の成績:2着・3着・3着・2着
「とりあえずは良かったです」と、優出が決まって安堵の表情。
今節、ここまで勝ち星こそないが、しぶといレースで掲示板を確保してきた。
準決勝戦の試走は3.26で、今節、自身では一番。
今年は川口のG1キューポラ杯、山陽の特G1プレミアムカップと、記念レースで結果を残してきた。
新走路で各選手が好タイムを連発しているだけに「スピード戦に対応できるように」。
、優勝戦へ向けての策を練る。

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【12R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)

オール10mハンデの大外から8・鈴木圭一郎が一気にカマシを決める。
1周回2コーナーで早くも先頭に躍り出ると、一人旅で、後続を大きく離したまま圧勝の1着チェッカー。
序盤で2番手につけたのは久門徹だったが、7・田中茂が徐々に差を詰めていく。
26期両者の2番手争いとなり、4周回3コーナーでは田中が一旦は内に入るも、久門も譲らない。
田中は5周回3コーナーで再度、インから攻めて2番手に浮上。
捲りで4・藤岡一樹も外強襲するが、田中が2着を死守。
3着に藤岡が入着した。


1着/鈴木圭一郎(浜松32期)競走タイム3.318
競走車名:カルマ3K ランク:S2
今節の成績:1着・4着・2着・1着
見事なカマシを決めて、自己ベストとなる3.318で優出を決めた。
試走も3.24で、「4日間の中では一番良い感じ」と、好感触だった。
SGは通算8回の優勝を誇るが、意外にもG2優勝は2018年の稲妻賞とウィナーズカップの2回のみ。
「(瀧下のタイム)3.309に勝たなくてはいけないので」と、優勝戦へ余念なくマシンを整えていく。
選択した5枠から圧巻のレースを披露するか。


2着/田中茂(飯塚26期)競走タイム3.363
競走車名:レイリー ランク:S22
今節の成績:4着・5着・3着・2着
懸命に前を追い、同期・久門徹とのバトルを制して、8枚目の優出切符を手中に収めた。
2017年以来、オーバルチャンピオンカップ2回目の制覇へ。
「大幅に整備しないと絶対に勝てない。タイヤも換えますし、考えます」
優勝戦までにマシンをさらに仕上げていく。
今節2日目に44歳となった地元のバースデー開催で、好勝負期待だ。

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【最終日・12R=優勝戦】
*8周回 4,100m 0mオープン
1/篠原睦(飯塚26期)選択順1番目
2/丹村飛竜(山陽29期)選択順2番目
3/岩科鮮太(浜松29期)選択順5番目
4/瀧下隼平(飯塚28期)選択順3番目
5/鈴木圭一郎(浜松32期)選択順4番目
6/田中茂(飯塚26期)選択順6番目
7/早川清太郎(伊勢崎29期)選択順7番目
8/鈴木聡太(伊勢崎29期)選択順8番目

準決勝戦1着選手から上位順に抽選して、枠番の選択順が決定。
0mオープン戦となったが、3番目の瀧下が4枠を選び、次の鈴木も5枠を選んだことで、選択順5番目ながら岩科があいていた内の3枠選択となった。
飯塚新走路は好タイム連続の超ハイスピードバトルが連日、展開されている。
最終日も晴れ予報で、雨の心配はなさそう。
スタートからフルスロットルの0mオープン戦。
競走タイムも大注目の8周戦となろう。(P-Navi編集部)

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