2020/10/03(土) 21:06
浜松(4日目)K-mix杯 G2ウィナーズカップ
【9R=マスターズ準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)
1周回で3番手につけた6・木村武之が早々に抜け出して逃げ態勢に持ち込む。
着実に捌いてポジションを上げてきた8・中村雅人は4周回3コーナー過ぎに木村を捕らえて、そのまま1着ゴール。
2着に木村、3着には4周回目に3番手に上がった4・青島正樹が入着。
1着/中村雅人(川口28期)競走タイム3.399
競走車名:ハグラ―2 ランク:S7
今節の成績:1着・1着・1着・1着
巧みな捌きで、マスターズ準決勝戦も1着突破。
これで今節は土つかずの4連勝での勝ち上がりとなった。
あとはマシンを優勝戦の時間帯に合わせていく。
ウィナーズカップは2016年2月開催で優勝している。
2016年はライジングでの勝ち上がりだったが、今年はマスターズの勝ち上がり。
2回目の「ウィナー」に輝くか。
2着/木村武之(浜松26期)競走タイム3.408
競走車名:ワント ランク:S17
今節の成績:2着・4着・1着・2着
10線から素早い攻めで、レースの主導権を握った。
中村雅人にはかわされたものの、2着で優出。
ウィナーズカップはこれで4年ぶり5回目の優出となった。
過去の優勝戦は準優勝=1回、3着=1回、4着=2回。
優勝戦までにいかに整備するかもカギとなりそうだ。
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【10R=ライジング準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)
8・佐藤貴也が大外一気にカマシを決めて、2番手につける。
佐藤貴は2周回BSで1・青木隆浩をかわして先頭に立つと、後続を離して1着。
7・佐藤摩弥は佐藤貴にスタートで叩かれたものの、2周回目に4・森谷隼人を、4周回目には青木を捕らえて2着。
3着は森谷が入着した。
試走一番時計の5・中村友和だったが、後手を踏んで6着に敗れる。
1着/佐藤貴也(浜松29期)競走タイム3.402
競走車名:スケートラブ ランク:S11
今節の成績:4着・1着・8着・1着
スタートで2番手の好ポジションにつけ、勝利を一気に手繰り寄せた。
山陽の特別G1プレミアムカップに続いて、グレードレースで連続優出。
エンジン状態は引き続き良好だ。
ウィナーズカップは2014年に虹がかかった優勝戦を制したV歴あり。
5枠から好スタートを切って、2回目の制覇を狙う。
2着/佐藤摩弥(川口31期)競走タイム3.412
競走車名:Pタン ランク:S14
今節の成績:3着・2着・6着・2着
試走タイムは3.35とメンバー中で劣勢だったが、着実に捌いて2着に入り、優出切符を手にした。
近況はドドド(不正振動)にも苦しめられたが、今年4月のSGオールスター以来となるグレードレース優出を決めた。
「昨日よりも良いが、このままでは戦えない」と、さらに上積みを狙っていく。
優勝戦は3枠。
2月には山陽のG2若獅子杯を制しており、通算3回目のG2制覇なるか、期待が高まる。
【11R=マスターズ準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)
大外からスタートを決めた8・伊藤信夫が1周回で3番手の好ポジションを奪った。
前をいく3・岩田行雄、0ハンの1・木村直幸をかわして2周回で先頭に躍り出る。
好調の伊藤が人気に応えて1着ゴール。
6・森且行もスタートで4番手につけると3周回目に2番手に上がり、2着で優出を決めた。
追い上げるも7・高橋貢は3着で優出を逃す。
1着/伊藤信夫(浜松24期)競走タイム3.386
競走車名:プロドライブ ランク:S25
今節の成績:1着・1着・1着・1着
今年5月に通算1,000勝達成、さらに8月には17年ぶりのSG制覇。
今節も初日から4連勝とパーフェクトの勝ち上がりで、地元ベテランの躍動が続く。
レース内容も「やるべきことをやって、結果がついてきている」と、納得の手応え。
優勝ならば2013年以来7年ぶり2回目のウィナーズカップ制覇。
さらに通算10回目のG2優勝となる。
2着/森且行(川口25期)競走タイム3.402
競走車名:キャバーマン ランク:S42
今節の成績:5着・6着・3着・2着
初日から苦戦が続いたが、成績好転。
マスターズ準決勝戦では伊藤信夫の速攻には屈しながらも2着に入った。
ウィナーズカップは2016年以来、2回目の優出。
優勝戦は2枠に入り、スタートから好展開に持ち込みたい。
2014年のG2川口記念以来、6年ぶりのグレードレース優勝を狙う。
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【12R=ライジング準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)
8・鈴木圭一郎が抜群のスタートを切って、1周回でトップに立つ速攻劇。
後続を大きく離して圧勝を決めた。
鈴木圭には叩かれたものの、好スタートを切った4・辰巳裕樹は3周回目に2番手に浮上。
追い上げる7・金子大輔との2着争いを制して優出。
金子が3着に入着した。
1着/鈴木圭一郎(浜松32期)競走タイム3.360
競走車名:カルマ3K ランク:S2
今節の成績:1着・1着・1着・1着
1周回で先頭奪取する圧巻のレース運びで、準決勝戦も1着突破。
3.360のトップタイムで、完全優勝に王手。
ウィナーズカップは2018年に優勝あり。
その時は8番車からスタートを決めて、1周回でトップに立って押し切った。
昨年の優勝戦は試走で一番時計をマークするも4着。
注目の連勝対決を制して、通算3回目のG2制覇を成し遂げるか。
2着/辰巳裕樹(浜松31期)競走タイム3.392
競走車名:ブケパロス1 ランク:A49
今節の成績:6着・5着・2着・2着
追い迫る金子大輔の攻めを凌ぎ切って、優出圏内の2着を死守した。
グレードレースの優出は2014年のウィナーズカップ以来6年ぶり2回目。
その時の優勝戦は試走落車で欠車となっており、まさにリベンジの舞台だ。
今月末には初出場を決めたSG日本選手権も控えている。
オール10mハンデ戦の最内から大金星なるか。
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【最終日・12R=K-mix杯G2ウィナーズカップ優勝戦】
*8周回 4,100m ※オール10mハンデ
1/辰巳裕樹(浜松31期)ハンデ10m
2/森且行(川口25期)ハンデ10m
3/佐藤摩弥(川口31期)ハンデ10m
4/木村武之(浜松26期)ハンデ10m
5/佐藤貴也(浜松29期)ハンデ10m
6/中村雅人(川口28期)ハンデ10m
7/伊藤信夫(浜松24期)ハンデ10m
8/鈴木圭一郎(浜松32期)ハンデ10m
優勝戦はオール10mハンデ戦となった。
3日19時現在の天気予報では最終日は曇り。
今節、外枠の6・中村雅人、7・伊藤信夫、8・鈴木圭一郎の3車が4連勝で優出を決めており、連勝対決に注目が集まりそうだ。
直近のウィナーズカップ5開催ではライジングからの優勝者が3名、マスターズからの優勝者が2名。
一昨年はライジング戦を勝ち上がった鈴木圭一郎、昨年はマスターズ戦を勝ち上がった有吉辰也が優勝している。(P-Navi編集部)