2020/08/29(土) 23:20
川口G1(4日目)第44回 日刊スポーツ キューポラ杯
【9R=準決勝】
*6周回 3,100m(良走路)
スタートを決めた2・岩田裕臣が後続の仕掛けを凌ぎ切って1着ゴール。
岩田の後位で4・佐藤裕二と8・永井大介の争いが続いていたが、最終コーナーで開いた内に入った3・藤岡一樹が2着。
人気の永井は3着で優出を逃した。
1着/岩田裕臣(川口31期)競走タイム3.437
競走車名:プラスワン55 ランク:A68
今節の成績:3着・2着・1着・1着
1着入線も審議対象となっていたが、セーフの判定を聞いて安堵の表情を浮かべた。
準決勝戦も好スタートを切ると、6周回を押し切って、3日目から連勝。
2017年11月飯塚の開設記念レース以来、2度目のG1優出を果たした。
優勝戦は10線最内の1番車。
初の記念制覇へ、スタートに集中だ。
2着/藤岡一樹(山陽29期)競走タイム3.441
競走車名:シャウラK ランク:S48
今節の成績:4着・7着・2着・2着
試走タイムは3.40と、劣勢だったが、最後の最後で大逆転劇を見せた。
今節、ここまで勝ち星こそないが、粘り強く優出切符を手にした。
G1優出は昨年3月山陽の特別G1プレミアムカップ以来。
優勝ならば2011年山陽のG1スピード王決定戦以来となる。
ちなみにその時の3連単は149万円台の超高配当決着だった。
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【10R=準決勝】
*6周回 3,100m(良走路)
試走3.31で圧倒的一番人気に推された8・鈴木圭一郎。
スタートから着実にポジションを上げると、3周回目のHSで1・廣瀬勝光を捕らえて、あとは一人旅。
7・中村雅人の追い上げも鋭かったが、4周回目に2番手に浮上した5・木村武之が2着。浜松勢のワンツー決着となった。
1着/鈴木圭一郎(浜松32期)競走タイム3.412
競走車名:カルマ3K ランク:S2
今節の成績:1着・4着・1着・1着
終わってみれば波乱の連続だった準決勝戦で、ここだけが3連単一番人気での決着となった。
貫禄のレース運びで、一番時計を計時しての優出を決めたが、もちろん、まだまだ上積みを狙っていく。
キューポラ杯は2018年に次いで2度目の優出。
初制覇に王手だ。
2着/木村武之(浜松26期)競走タイム3.437
競走車名:ワント ランク:S17
今節の成績:7着・2着・2着・2着
開幕戦の1レースで7着スタートを切ったが、そこから立て直して、オール連対で優出を決めた。
優出メンバーでは最年長だが、卓越したテクニック、優勝争いを演じよう。
2018年以来、通算16回目のG1制覇を狙う。
キューポラ杯は2016年に優勝歴あり。
【11R=準決勝】
*6周回 3,100m(良走路)
中山光がフライング。
2本目は2・森谷隼人がスタートから先手を奪う。
初周で4番手につけた7・早川清太郎は着実に捌いて、4周回目に2番手。
そして、5周回目には逃げる森谷を捕らえて先頭に立つ。
早川がそのまま押し切って1着。
2着に森谷が粘り、3着には3・松本やすしが入着した。
1着/早川清太郎(伊勢崎29期)競走タイム3.428
競走車名:シナモン ランク:S3
今節の成績:1着・1着・3着・1着
好展開をシッカリと、ものにして今節3勝目をマーク。
意外にも今年のグレードレースでは1月地元のシルクカップ以来の優出となった。
キューポラ杯は2017年以来の優出で、その時は永井大介の前に準優勝。
過去6回、G1を制しているが、全て地元・伊勢崎である。
抜群の捌きで、川口でのG1初優勝ゲットなるか。
2着/森谷隼人(川口29期)競走タイム3.434
競走車名:コールトリクル ランク:A20
今節の成績:2着・1着・7着・2着
3日目は7着と、エンジンが急降下したが、準決勝戦で見事に息を吹き返した。
スタートダッシュから2着に粘って、見事にG1優出切符を手にした。
G1優出は2018年3月川口の開設記念以来。
前節、6年半ぶりに優勝を決めた勢いそのままに優勝戦でも好勝負を演じたい。
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【12R=準決勝】
*6周回 3,100m(良走路)
オッズは試走一番時計の8・青山周平に一本被り。
スタートは10線最内から1・泉田修祐が決める。
一旦は5・大木光に入られるも、泉田は切り返して再度逆転。
3番手につけた2・中村友和は大木を捲ると、3周回HSで泉田をかわして先頭に躍り出る。
また、3周回3コーナーでは6・松尾が2車抜きを敢行して2番手に浮上。
8・青山が4番手から仕掛け切れずにいる中、中村が逃げ切り1着。
2着に松尾、3着に大木が入り、3連単は9万円台の高配当となった。
1着/中村友和(浜松32期)競走タイム3.428
競走車名:ヒカリ ランク:A10
今節の成績:1着・2着・2着・1着
前日は青山周平に敗れたが、準決勝戦では一矢報いた。
スピードを活かした攻めで、今節はオール連対での優出を決めた。
G1優出は今年5月浜松のゴールデンレース以来7回目。
これで5場全てでG1優出を果たしたことになる。
優勝戦は3枠、近況の動きからも初のグレードレース制覇の期待が高まる。
2着/松尾啓史(山陽26期)競走タイム3.431
競走車名:ラディカルV ランク:S16
今節の成績:2着・3着・2着・2着
今節は1着こそないものの、オール掲示板入りの安定感を見せた。
今年のグレードレースでは準決勝敗退が続いていたが、ここでようやくクリア。
キューポラ杯は2018年以来の優出で、今回もその時と同じ6枠からの勝負。
2018年浜松のスピード王以来、通算3回目のG1優勝を狙う。
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【12R=第44回日刊スポーツ G1キューポラ杯・優勝戦】
*8周回 4,100m
1/岩田裕臣(川口31期)ハンデ10m
2/森谷隼人(川口29期)ハンデ10m
3/中村友和(浜松32期)ハンデ10m
4/藤岡一樹(山陽29期)ハンデ10m
5/木村武之(浜松26期)ハンデ10m
6/松尾啓史(山陽26期)ハンデ10m
7/早川清太郎(伊勢崎29期)ハンデ10m
8/鈴木圭一郎(浜松32期)ハンデ10m(P-Navi編集部)