2019/12/08(日) 20:25
サンケイスポーツ杯 川口G1開設記念グランプリレース(最終日)
【12R=G1開設68周年記念グランプリレース優勝戦出場メンバー】
0mオープン 4,100m(良走路)
1/加賀谷建明(川口27期)ビッグボス/試走3.30
2/若井友和(川口25期)モエルトウコン/試走3.28
3/大木光(川口28期)ウミヘビ/試走3.36
4/山際真介(川口26期)ズラタン/試走3.31
5/中村雅人(川口28期)Kモンソン/試走3.29
6/久門徹(飯塚26期)ロロノア・ゾロ/試走3.30
7/佐々木啓(山陽23期)レノファ/試走3.27
8/永井大介(川口25期)セプテンバー/試走3.29
4日目の準決勝は湿走路での争いとなり、最終レースでは青山周平が優出を逃す波乱が起こった。
一方で地元・川口勢が湿走路も味方につけて6名と大挙優出。
特に永井大介はここを勝てば通算100V達成となるだけに注目を集めた。
最終日は昨日の雨もスッカリ上がって、澄み切った晴れ空の中、白熱のレースが展開された。
優勝戦も良走路、試走では3.27を叩き出した7・佐々木啓がトップタイム。
2・若井友和も3.28、さらに5・中村雅人と8・永井大介が3・29で続いた。
オッズは中村と永井の折り返しが人気に推された。
レースは1・加賀谷がインからのスタートを決めると、1周1コーナーでは突っ張り切って逃げ態勢に入っていく。
6・久門、8・永井、2・若井が続いて前団を形成する。
1・加賀谷が快速ぶりを発揮して、グングンと飛ばし、徐々に6・久門との差を広げていく。
2周回1コーナーで2・若井が8・永井の内を突いて3番手に浮上する。
4周回1コーナーで2・若井は6・久門を捕らえて2番手に上がり、前を追う。
5周回目には8・永井も6・久門を交わしていく。
7周回目に入り、1・加賀谷に2・若井ジリジと詰め寄っていき、両者のマッチレースとなる。
離れた3番手争いは8・永井を交わして5・中村が浮上する。
最終回の3コーナーで1・加賀谷の内に2・若井が入り、最終コーナーで逆転。
2・若井が3度目となる地元G1開設記念グランプリレースの優勝ゴールを決めた。
2着に逃げ粘った加賀谷、3着に中村が入り、川口勢の上位独占となった。
川口支部長の若井は2015年4月の平成チャンピオンカップ(山陽)以来、久々のグレードレース制覇。
G1開設記念グランプリレースは2015年3月以来3度目、G1は通算6回目の優勝となった。
優勝/若井友和(川口25期)
最近の若い選手が速いのは分かっていたので、もう獲れないかなと思っていたんですけどね。
今日は本当に良いレースが出来ました!
スタートでチョット後手を踏みましたが、最後は加賀谷選手が滑らせていたので、我慢して最終周回に勝負を懸けようと。
今開催は仕上がりも全然、良くなかったので、ここまで勝ち上がれるとは思っていなかった。
でも、昨日の雨で恵まれて、今日もたまたま整備が上がって、ラッキーでした!
昨日と比べて、エンジンもタイヤも良くて、仕上がりも良かったので落ち着いて乗れました。
今日はチャンスだと思っていたし、地元で獲りたいとも思っていたので良かったです。
スーパースター(王座決定戦)は出られないので、スーパースターに出る選手を観て勉強して、また、来年のSGで頑張りますので、応援して下さい!
(P-Navi編集部)