2019/12/03(火) 20:00
別府G3(最終日)オランダ王国友好杯
【12R=S級決勝】
1/浅井康太(SS・三重90期)
2/木暮安由(S1・群馬92期)
3/岩本俊介(S1・千葉94期)
4/稲毛健太(S1・和歌山97期)
5/大槻寛徳(S1・宮城85期)
6/簗田一輝(S1・静岡107期)
7/稲垣裕之(S1・京都86期)
8/坂本貴史(S1・青森94期)
9/松井宏佑(S2・神奈川113期)
号砲から1周回しても、並びは整わず。
単騎の浅井がなかなか位置を取れず、最終的には同じ単騎の木暮の後ろに収まる。
南関3車の前受け、936・47・2・1・85の細切れ戦。
赤板突入前、まずは後方から坂本ー大槻の北日本2車が前へ。
しかし、すかさず稲毛も叩いていく。
単騎の木暮と浅井もこの流れに乗る。
そして、稲毛の主導権。
47・2・1・85・936の一本棒で打鐘を迎える。
稲毛の先行で残り1周回。
依然、一本棒で最終第2コーナーを通過。
このタイミングで松井が捲りを打つが、同じタイミングで5番手の坂本も先捲り。
もつれた展開となったが、第4コーナーで松井が外から前団を飲み込む。
浅井と簗田が接触して、浅井が落車のアクシデント。
だが、番手の岩本はシッカリと、松井を追走でゴール線まで2人の一騎打ち。
熾烈(しれつ)なデッドヒートであったが、松井が岩本の猛追を振り切って、真っ先に入線した。
2着は岩本、3着には先行した稲毛の番手から抜け出した稲垣。
松井はデビューから1年5ヶ月で初の記念競輪優勝。
113期としては宮本隼輔(S2・山口113期)に次ぐG3制覇を飾った。
優勝/松井宏佑(S2・神奈川113期)
5回目の記念競輪で優勝、こんなに早くできるとは思っていなかった。
初めての静岡記念(2月)は二次予選で敗退してしまったけど、先輩方とそんなに脚の差はないなと。
いずれ優勝できるとは……でも、やっぱり、早かったです。
国内で走る機会が少ない(ナショナルチーム)ので、結果を出せたのは嬉しい。
今日はまず前を取って、引いて、いけるところからという作戦。
昨日のレースのイメージが良かったからいけるかなと。
徐々に上げていった分、最後は稲毛さんに合わされたかとも思ったけど、乗り越えることができた。
最後、ゴールまでの伸びも良かったです。
岩本さんとワンツーできたけど、簗田君を連れていけなかったのは残念。
これからは特別競輪でも結果を残せるように。
そして、年末のヤンググランプリに向けて、シッカリ練習していきます。
明日の朝から練習(ナショナルチーム)です。
【6R==S級企画レース・ブロックセブン】
1/松岡貴久(S1・熊本90期)
2/武藤龍生(S1・埼玉98期)
3/小橋秀幸(S2・青森85期)
4/北川大五郎(S2・大阪103期)
5/橋本強(S1・愛媛89期)
6/若松孝之(S2・三重96期)
7/堀内俊介(S1・神奈川107期)
号砲からまずは若松が飛び出し、中近ラインの北川ー若松が前を取る。
46・15・72・3の並びで周回を重ねていく。
赤板手前から徐々に上昇した堀内が前を押さえる。
これに乗ったのは松岡ー橋本、さらに単騎の小橋も続き、北川ー若松は引く形に。
そして、72・15・3・46の一本棒で打鐘。
だが、第2センター手前から後方に引いた北川がカマして巻き返しに。
北川が主導権を奪い返し、46・72・15・3で最終HSを通過。
北川に叩かれながらも3番手を確保した堀内。
最終第2コーナーから堀内が捲りを放ち、番手の武藤も追走。
最終BS、松岡ー橋本も堀内の捲りに乗っていく。
最終第4コーナー、逃げる堀内を内から橋本、外から松岡が襲う。
人気を集めた4車の直線勝負、最後は堀内の番手から武藤が抜け出して1着。
2着・3着は写真判定で松岡(入線後に落車)と橋本が同着という結果に。
1着/武藤龍生(S1・埼玉98期)
全て堀内さんがレースを作ってくれました、本当に堀内さんのおかげです。
自分は差すだけでした。
堀内さんは溜めて、中団からの捲りだったので、だいぶ脚を使っていたのでは。
第3コーナーで出切ってからは余裕があった、松岡さんがきたら止める準備もできていた。
でも、最後は内と外から橋本さんと松岡さんにこられてヤバイって、思いました。
最後はハンドルを目一杯に投げました。
1着は嬉しいんですけど、よくお話しもする松岡さんが落車(ゴール線)で申し訳ない限りです。
自分のペダルと松岡さんのペダルが引っ掛かった、挟まった。
う〜ん……素直に喜べないところはあります。
(P-Navi編集部)