オールスター競輪G1(4日目)ピックアップ

2019/08/17(土) 21:51

オールスター競輪G1(4日目)ピックアップ

2019年8月17日

名古屋G1(4日目)オールスター競輪

【10R=S級決勝】


1着/新田祐大(SS・福島90期)
山﨑君の掛かりも良かったし、番手は中川さんだからHSから全力、長い距離を踏みました。
最後は少し垂れたけど、押し切ることができました。
昨日は落車もあってビックリしたと言うか、レース中に立て直せられなかった。
でも、今日の準決勝で悪かった流れを払拭できたんじゃないですかね。
決勝は菅田君が「前をやらせて下さい」と、自分が北日本の2番手になります。


2着/中川誠一郎(S1・熊本85期)
賢人が良いペースで駆けていたんだけど、新田君がきた。
もう1度、賢人をかばったら、今度は自分が被ってしまうのでシビアにいかせて貰いました。
賢人の頑張りのおかけだけど、自分もシッカリチャンスは活かせたかなと。
決勝は単騎、欲深さはないつもりですけど、今年3つ目のG1を狙っていきたい。


3着/佐藤慎太郎(S1・福島78期)
新田は最高の仕掛けをしてくれたよね、だから3着は悔しいよ。
誠ちゃんは今年、G1を2個も獲っているので遠慮して欲しかった(笑)。
抜けなかったけど、新田のスピードについていけている。
この優出で立川グランプリに一歩、近付いたんじゃないかな?
いつも世話になっている自力型が3人いるので、決勝は4番手を回ります。

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【11R=S級決勝】


1着/平原康多(SS・埼玉87期)
深谷君がくるのは分かっていた、上をいかれたら終わりなんでね。
小倉さんのブロックも厳しかったんですけど、何とか勝てたので良かった。
西武園記念から使っている新車が身体に馴染んできて、スピード競輪に対する試行錯誤が実ってきた感じ。
自分はこれまで賞金の高いレースは縁がないんですけど、明日は縁があることを願っている(笑)。
明日、脇本君はいないけど……新田君も凄いから何も変わらない、北日本4車は手強いでしょう。
決勝も自力、諸橋さんと決めたい。


2着/菅田壱道(S1・宮城91期)
流れ込みじゃなくて自分で仕掛けての着、レース内容には納得しています。
2ヶ月、斡旋が止まるので……寛仁親王牌と競輪祭には出られない。
グランプリに出るにはここを獲って、ドラマチックに決めたい。
自分から「前をやらせて下さい」と、お願いして、北日本の先頭をやらせて貰います。


3着/諸橋愛(S1・新潟79期)
ここまで走って、展開に恵まれたというのはある。
でも、康多のスピードについていけているし。
今日の理想は2着でしたけどね。
弥彦記念で優勝した時に2度目のグランプリを狙うって、言いましたからね。
もちろん、決勝も平原君へ。

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【12R=S級決勝】


1着/郡司浩平(S1・神奈川99期)
ライン3車で有利だったのはありましたね。
一成さんに車間を空けられてタイミングが取れなかった、自分から被る前に仕掛けたかった。
でも、展開で脚を溜めることもできて、最後もよく伸びたので感じは良い。
ケガ明けですけど、ここに向けて治療と練習をしてきた。
決勝も自力、浩士さんについて貰います。


2着/渡邉一成(S1・福島88期)
新山君もよく掛かっていたんだけど、ワッキーの気配がありましたからね。
スピードを殺さないで踏ませて貰いました。
僕の技術があれば、新山君を残せてあげられたかも知れないんですけど。
北日本4人で相談をして、菅田君が先頭、僕は3番手を回ることになりました。


3着/中村浩士(S1・千葉79期)
位置取りは北日本の3番手が良いんじゃないかなと、ほぼ作戦通りでしたね。
郡司君が良い走りをしてくれましたよ。
ワッキーが凄いスピードできて、三谷君にも絡まれながらも凌げた。
決勝も考えることなく、郡司君へつきますよ。

【9R=L級ガールズドリームレース】

1/児玉碧衣(L1・福岡108期)
2/小林優香(L1・福岡106期)
3/高木真備(L1・東京106期)
4/石井寛子(L1・東京104期)
5/山原さくら(L1・高知104期)
6/石井貴子(L1・千葉106期)
7/太田りゆ(L1・埼玉112期)

号砲から外枠の太田が飛び出し、速やかに7・3・5・1・4・2・6の並びが整う。

並びは変わらず、一本棒で打鐘。

最終HS手前、4番手の児玉が十八番のカマシ。

児玉が一気に加速して、主導権を握る。

初手から児玉についた石井寛もやや口を空けられながらも追走。
6番手からは人気を背負った小林も捲っていく。

だが、小林は車は伸び切らず。
最終BSも児玉が逃げ、石井寛が追走する形。
その後ろでは太田も粘り、高木も巻き返しにいく。
最終第4コーナー過ぎ、高木が落車するアクシデントはあったものの石井寛が直線で鋭く伸びる。

そして、石井寛が児玉をゴール線手前で差し切って1着。
2着に児玉、3着は外から追い込んだ小林となった。

優勝/石井寛子(L1・東京104期)
ファンのみなさんに選んでいただいたレースで勝てたのは本当に嬉しいです。
腰の状態があまり良くなかったので、自分でレースを組み立てるのは難しいなと。
最初から児玉さんの後ろは狙っていたけど、ついたのは初めて、本当に強かった。
途中、少し離れてしまいましたしね(苦笑)。
小林さんがくることは警戒していた。
きていたら自分には番手捲りの脚はないので、こないことを願っていました(笑)。
最後は勝利の確信はなかった、お客さんからの声援で分かりました。
この優勝でグランプリに少し近付けたと思います。
また、グランプリで勝てるように頑張っていきたいです。


2着/児玉碧衣(L1・福岡108期)
最後の踏み直し、あとはハンドル投げも練習しないといけませんね。
あとチョット……本当に悔しいです。


3着/小林優香(L1・福岡106期)
最終HSでの判断ミスと言うか、対応できなかったのが全てでしたね。


4着/石井貴子(L1・千葉106期)
最終第1センターで小林さんより前にいたかった、あの位置では勝負権がない。
勝っても、負けても、僅かなタイミングの差……もっと練習してきます。

【KEIRINレジェンドエキシビジョンⅡ】

1/内林久徳(滋賀62期)
2/吉岡稔真(福岡65期)
3/俵信之(北海53期)
4/金古将人(福島67期)
5/小橋正義(新潟59期)
6/山本真矢(京都65期)
7/後閑信一(東京65期)

5Rと6Rの間、かつて競輪界を担ったレジェンドレーサーたちの熱い戦いが繰り広げられた。

残り1周回、山本が先行。

最終BS手前、6番手から吉岡が捲るが、3番手の後閑が先捲り。

最後は後閑と吉岡のデッドヒートとなったが、先捲りの後閑が押し切って1着となった。

後閑は勝利インタビューで
「競輪選手は本当に最高の職業。現役の選手たちは1日でも長く現役を続けられるように頑張っていただきたい」と、エールを送った

(P-Navi編集部)

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