ガールズサマーキャンプ2019

2019/08/07(水) 20:00

ガールズサマーキャンプ2019

ガールズサマーキャンプ2019の第2タームが日本競輪選手養成所で8月7日からスタートした。今年のガールズサマーキャンプは初心者から経験者まで「トラック自転車のスキルアップ」を目標に、3日から6日を第1ターム、7日から10日までを第2タームに分けて実施されている。

第2タームに参加したのは47名で、トラック自転車の習熟度に合わせて、A・B・Cの3グループに編成。初日は午前中の開講式やミーティングを経て、午後からは各レベルに準じたグループ別のトレーニングが開始された。
グループAの12名は333mバンクでゲストコーチであるセバスチャン・ノータンのプログラムを受講した。バンクの直線で後ろを振り向いたまま走行する珍しいトレーニングも行われ、セバスチャンコーチが「ルックバック・ミー!」と、参加者にユーモラスな檄を飛ばすシーンも見られた。練習の合間にはコーチ自らが自転車のセッティングを修正するなど、参加者は世界基準のコーチングを実際に肌で感じることができた。

グループBの19名は400mバンクで周回練習を行い、グループCの16名はCSC400mバンクでピストレーサーの特徴から説明を受け、経験者はバンクで周回を、初心者はバンク内を実走した。
この日も気温が30度を超える厳しい暑さとなったが、各グループで適度な休憩と水分補給が呼びかけられ、万全の態勢で参加者はトラック自転車と触れ合うことができたようだ。

初日は他にも参加者全員がWattbikeでの数値測定や、女性アスリートに必須の講義を受けた。2日目以降も各グループのトレーニングは続き、ガールズケイリン説明会もおこなわれる。このガールズサマーキャンプを経験して、ガールズケイリンへの道を歩み出した現役選手は多数いる。今回のキャンプ参加者からも、将来のガールズケイリンをにぎわせるスターが現れるかもしれない。

(P-Navi編集部)

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