3/19=卒業記念レース(2日目)

2019/03/19(火) 21:33

3/19=卒業記念レース(2日目)

日本競輪学校

第115回生徒・第116回生徒 卒業記念レース

【115回生徒決勝】

1/坂井洋(栃木24歳)
2/山本修平(東京23歳)
3/佐々木悠葵(群馬23歳)
4/伊藤颯馬(沖縄19歳)
5/石井洋輝(福島19歳)
6/野上竜太(岡山23歳)
7/小原佑太(青森23歳)
8/田上晃也(岡山21歳)
9/照井拓成(岩手23歳)

周回は3・8・1・2・4・6・5・9・2の並び。

青板に入り、まずは後方の小原が動く。

残り2周回半でペースが上がる。

そして、打鐘を迎える。

最終HSは小原が先行。

最終BSでは中団の坂井と山本が踏み込む。

最終第2センター過ぎ、大外から山本が伸びて、小原と佐々木を飲み込んで1着に。
2着には佐々木、3着には小原が残った。

優勝/山本修平(東京23歳)
自分がいけるタイミングでいこうと思っていたのですが、自力は出せなかった、展開的に追い込みになった。
でも、準決勝でも外から伸びて1着になれたので、同じコースを走れば決勝でも勝てると信じていました。
先頭以外で前々、2〜3番手を狙っていた。
内枠の坂井君がスタートで前にいったので、4番手という形に。
自分のタイミング的にも、前の坂井君も第2センターが仕掛けるタイミングかなと。
そこで捲れば、優勝はできると自信はあった。
プレッシャーなども感じず、冷静に走ることができました。
これまでトーナメントは1回目も2回目も2位で悔しかった、同期からは“シルバーコレクター”と、呼ばれていた。
だから最後に1着、勝負強さを出すことができて本当に嬉しく思います。
この卒記のためだけにやっていた訳ではないですが、一つの目標であったことは確か。
これからの競輪選手としての糧になると思っています。
そして、師匠(山崎充央・79期)、両親、立川競輪場でお世話になった方々に感謝。
デビュー後は特昇、早くS級で師匠と一緒になって、師匠の前を走って戦えるようになりたい。

【116回生徒決勝】

1/山口伊吹(長崎19歳)
2/鈴木樹里(愛知19歳)
3/南円佳(鹿児島19歳)
4/髙木佑真(神奈川20歳)
5/坂口聖香(京都23歳)
6/藤田まりあ(埼玉18歳)
7/高尾貴美歌(長崎19歳)

スタートが得意な南がSを取り、3・1・2・5・4・7・6の並びで周回を重ねる。

赤板に入り、5番手の髙木がまずレースを動かす。

そして、打鐘。

南が主導権を握ったまま残り1周回。

最終BS、脚を溜めていた鈴木と坂口が踏み込む。

最終第2センターからは鈴木が一気に加速。
鈴木がゴール線までのデッドヒートを制して1着に。
2着は競走成績1位の山口が残る。
奇しくも妹(坂口楓華・112期)の卒記レースと同じ3着となったのは坂口。

優勝/鈴木樹里(愛知19歳)
今日のレースは捲りで決めようとしていたので、いけるところから仕掛けようと。
初手(3番手)は良い位置が取れたと思います。
最後は様子を見て、第2センターから。
踏み出した瞬間に勝てると、確信しました。
ゴールした時は本当に嬉しかったです。
この卒記に懸けてきたところもあった。
喜びは師匠(小林信晴・83期)だったり、親に伝えたいです。
師匠も観にきてくれていて「じゅりー!!」という声も聴こえました。
デビュー後は瞬発系が得意なので、それを活かせるレースをしたいです。
持久系が足らないところなので、それはこれからの課題。
身近な目標としてはデビュー戦で優勝すること。
憧れの石井寛子さん(104期)と対戦して、勝ちたいです。

閉会式の終わりには日本競輪学校・滝澤正光校長から卒業記念レースの総評があった。
「少し辛口になるが」という前置きがあったうえで「仕掛けどころが遅い、特に男子は」という厳しい声も。(P-Navi編集部)

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