2018/12/28(金) 19:55
静岡F2(1日目)KEIRINグランプリ2018
【11R=L級・ガールズグランプリ2018】
1/児玉碧衣(L1・福岡108期)
2/梅川風子(L1・東京112期)
3/石井寛子(L1・東京104期)
4/石井貴子(L1・千葉106期)
5/高木真備(L1・東京106期)
6/鈴木美教(L1・静岡112期)
7/尾崎睦(L1・神奈川108期)
号砲後、真っ先に飛び出したのは昨年の女王・石井寛。
そして。3・5・2・6・1・4・7の並びとなり、周回を重ねていく。
赤板に入り、ややペースは上がったものの誰も仕掛けず。
そのまま一本棒の状態で打鐘を迎えた。
1度、石井寛はスピードを落とし、後続を気にする。
4番手の鈴木が前へ出る素振りを見せるが、3番手の梅川に警戒されてしまう。
石井寛が先頭のままで最終周回。
しかし、第1コーナーから一気に高木が前へ踏み、静かだったレースが大きく動く。
第2コーナーからは児玉が捲りを放ち、石井貴は児玉マークでピッタリ追走。
第4コーナーで児玉は捲り切り、最後の直線勝負へ。
石井貴の猛追もあったが、児玉のスピードも落ちない。
児玉が真っ先にゴールラインへ飛び込み、悲願のガールズグランプリ初制覇!
2着は児玉マークの石井貴、3着には高木が逃げ残った。
表彰式では涙を浮かべる時もあった
ガールズグランプリ2018優勝/児玉碧衣(L1・福岡108期)
優勝した瞬間は今までにない喜び、本当に嬉しかった。
やっぱり、静岡のお客さんは声援も多いし、お客さんの数が多いので、凄い力になりました。
我慢比べになるだろうと思っていて、梅川さんが後ろを見ていた。
誰かが発進したら、その勢いを貰ってという感じで考えていました。
そこで真備さんが動いて、梅川さんも真備さんを見るのに必死だった。
その間に駆けちゃおうと思った。
スピードも巧く乗っていたし、もう4コーナーを回ったくらいで優勝を確信した。
いわき平(ガールズドリーム)でも小倉(ガールズグランプリトライアル)でも
2コーナーから踏んでいたので、我慢することには余裕がありました。
ARAYA(ディスクホイール)が好きで、初めてARAYAを使ったのがいわき平でイメージが良かった。
やっぱり、グランプリは一番、大きな舞台。
そこで優勝することができて自信にもなったし、また、来年へ向けての目標ができた。
来年はタイトルを全て獲る勢い、成長していきたいです。
一昨年、昨年は大きなレースが獲れなくて悔しい想いをした。
でも、今年になって努力が結果になってきているのかなって、充実した1年でした。
やっぱり、優勝の喜びは一番に家族に伝えたい、競輪を勧めてくれたのも両親だったので。
そして、面倒を見てくれた師匠だったり、大師匠だったりですね。
優勝賞金は将来のことを考えて、貯金ですかね(笑)。
さっきも言ったんですけど、来年はタイトルを全て獲りたい。
そして、自分の得意なカマシで優勝できるように、もっと磨いていきたいです。
師匠である藤田剣次(A1・福岡85期)からも祝福を受けた
2着/石井貴子(L1・千葉106期)
はぁーっ、悔しいですね。。。
強い碧衣ちゃんについていくのは作戦のうちの一つだったんですけど。
最後に碧衣ちゃんに勝てる脚がない、もっと自分の脚をつけないといけないということ。
ここからまた、頑張っていきます。(P-Navi編集部)