2018/10/16(火) 21:16
千葉G3 in 松戸(最終日)第69回滝澤正光杯
【12R=S級決勝】
1/鈴木裕(S1・千葉92期)
2/村上義弘(S1・京都73期)
3/諸橋愛(SS・新潟79期)
4/山岸佳太(S1・茨城107期)
5/成清貴之(S1・千葉73期)
6/飯嶋則之(S2・栃木81期)
7/坂本貴史(S1・青森94期)
8/尾崎剛(S2・埼玉79期)
9/神山拓弥(S1・栃木91期)
2・4968・15・73で並びは整い、周回を重ねる。
最後方から坂本−諸橋が上昇。
さらに地元・千葉勢も上がって来る。
坂本が主導権を握って打鐘。
最終周回、打鐘から踏み込んだ山岸を頭にした関東ラインも迫る。
坂本が突っ張って、山岸は最終第2コーナーで脱落。
山岸の番手・神山が前に踏むが、最終BS手前で村上に捌かれる。
そして、最終BSで単騎の村上が捲りを放つ。
第2センターで一気に坂本を飲み込んで、さらにスピードに乗る。
そのまま村上が後続に三車身をつけてゴールラインに飛び込んだ。
村上は通算34回目の記念競輪優勝(今年は初)となる。
2着には坂本の番手・諸橋が残り、3着は村上の捲りの流れに乗った成清となった。
優勝/村上義弘(S1・京都73期)
単騎やったんで、できることは限られているので落ち着いて走りました。
だけど、ここまではラインの力で勝ち上がってきた。
特に健太(稲毛)のおかげだったんでね、凡走だけはしないように走ろう思ってました。
最近、着(1着が少ない)に関しては意識してなかった。
ただ、自転車との感覚、一体感がなくて疲れているんかなと。
そんな状況でファンの声援が後押しになって、現状以上の力が出せた。
この年齢になって挑戦というか、守りじゃなくて攻めようと。
やっぱり、グランプリで結果を出したいから頑張っている。
これで恐らく、グランプリ出場も大丈夫なはず。
中期的スパンで、これからはグランプリを見据えたトレーニングになる。
滝澤さんの活躍を見て、競輪選手になろうと思った。
だから、滝澤さんはアイドルのような存在、この優勝は格別。
自転車のフレームの色(水色)も滝澤さんと同じ色ですからね。
【6R=S級企画レース・ブロックセブン】
1/堤洋(S1・徳島75期)
2/牛山貴広(S1・茨城92期)
3/原口昌平(S2・福岡107期)
4/谷口遼平(S2・三重103期)
5/藤田竜治(S2・青森68期)
6/金田健一郎(S2・大阪60期)
7/松谷秀幸(S1・神奈川96期)
31・725・46の並び。
赤板周回手前、谷口が前へ出る。
それに乗って、松谷も前へ踏むが、原口が突っ張った。
元の並びに戻るが、再び谷口が叩く。
46・31・725で打鐘。
打鐘後、松谷が巻き返して、混戦のままでラスト1周。
長いもがき合いの末、最終BSで松谷が捲り切る。
最終第4コーナー、松谷の番手・牛山が追い込む。
さらに目標を原口から牛山へ切り替えた堤も追走。
このデッドヒートを制したのは牛山。
2着には1度、松谷−牛山から離れながらも堤の後ろから差し切った藤田が。
3着は堤となった。
1着/牛山貴広(S1・茨城92期)
松谷君が3車ラインということもあって無理矢理にいってくれた。
(追込選手として)まだまだ仕事もできないし、安定感がないところも。
信頼を得られるように頑張りたい。
また、最近、調子を落としているんですけれども。
1レース、1レースを大事に走っていきます。
(P-Navi編集部)