広島G3(最終日)レポート

2017/12/24(日) 19:30

広島G3(最終日)レポート

2017年12月24日

広島G3(最終日)ひろしまピースカップ

【12R=S級決勝戦】

1/河端朋之(岡山95期)
2/吉澤純平(茨城101期)
3/稲垣裕之(京都86期)
4/北野武史(石川78期)
5/池田良(広島91期)
6/川崎健次(神奈川88期)
7/原田研太朗(徳島98期)
8/萩原孝之(静岡80期)
9/村上博幸(京都86期)

並びは中四国715・関東286・近畿394の三分戦。
戦前からの宣言通り、まずは赤板周回で中団から吉澤が動く。

しかし、中四国ラインもすかさず打鐘前から飛び出して主導権を奪った。
後団からは稲垣を先頭にした近畿ラインもジワジワと差を詰める。

最終第1センター、河端がスパート。
ここで稲垣が力尽きたが、番手の村上は目標を中四国に切り替えた。
村上の後ろを固めた北野も粘り強く追走。
最後の直線勝負、内から河端・北野・池田・村上が横一線。
ゴールライン手前、池田がトリッキーな動きを見せたが、村上が差し切った。

村上は11月の大垣G3に続き、今年2回目の記念優勝。
池田の動きは審議対象になったものの、失格にはならずに2着。
しぶとく内に飛び込んだ北野が3着となった。

1着/村上博幸(京都86期)
最後、1着かどうか分からんかったですね。
ここ数年はまともに走れてなかった。
でも、今年は後半からポンポン獲れているのは素直に嬉しい。
山田(久徳/京都93期)の佐世保記念の優勝は凄く刺激になった。
ズーッと、一緒にやってきたからね。
自分はこれまで競輪と真剣に向き合ってきたけど、改めて真剣に向き合おうと。
取り組む姿勢は変えんと、まだまだ色々な意味でいい選手になりたいですね。

【9R=レインボーカップA級ファイナル】

1/山本直(岡山101期)
2/福田知也(神奈川88期)
3/大野悟郎(大分83期)
4/松田大(富山98期)
5/市橋司優人(福岡103期)
6/谷田泰平(岐阜93期)
7/東矢昇太(熊本98期)
8/宗崎世連(高知100期)
9/山口泰生(岐阜89期)

細切れ戦、12・53・7・469・8でレースは進む。

赤板周回に入るタイミングで松田が動くが、それを察知した市橋が先に前へ出る。
打鐘を迎えて、松田が一気に踏み込み、山本も後団から巻き返す。

最終周回、第1コーナーで山本が捲り切り、福田もシッカリ追走。
BSから東矢も上がってくるが、第3コーナーで福田のブロックに外へ弾かれた。
そこで山口が空いた内を突く。
最後の直線、脚を溜めていた福田が伸びて1着。

2着に山口、3着には山本が残った。
1〜3着は12月25日付で、S級2班へ特別昇級。

1着/福田知也(神奈川88期)
内だけしゃくられないように。
3コーナーで登らせて、4コーナーから直線が勝負だと思ってた。
まぁ、僕も余裕はありました。
11月は少し成績が悪かったんですけど、このレースへの調整は上手くいった。
いい緊張感の中で走れましたね。
S級に復帰しても活躍できるように頑張ります。


2着/山口泰生(岐阜89期)


3着/山本直(岡山101期)(P-Navi編集部)

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