みなさん、こんにちは。
飯塚オート所属の荒尾聡です。
毎日、暑い日が続いていますが、夏バテなど体調を崩さないように気をつけて下さい。

この暑い夏は、最高ハンデから走る選手にとっては、とても厄介です。
なぜかと言うと、気温が上がって走路温度が高くなると、タイヤもその分、熱を帯びます。そうすると、タイヤが溶けるので、タイヤが走路に食いつかなくなっていきます。タイヤが溶けて食いつかないので、とっても滑るのです。追っていく選手は、前の選手を抜く時にも、タイヤに負担がかかります。その分、熱も高くなってしまうので、タイヤも溶けて滑りやすくなるということです。いかにエンジンを仕上げて、タイヤに負担がかからなくするかが、この時期のかなりの課題となります。

先日、地元の飯塚で行われた特別G1共同通信社杯プレミアムカップでも、内枠の選手がスタートを決めて、逃げてしまうレースが多かったと思います。とくに夏場の昼間開催など、ハンデが前の選手が残るレースが多くなる傾向にあると思うので、レースを見るときは注目されてはいかがかなと思います。

さて、8月11日からは伊勢崎オートで「SG第25回オートレースグランプリ」が開催されます。
まだまだ熱い走路です。
今年の課題である「スタート」がさらに大事になってきます！
バチっとスタートを決めて、まずは優出！　そして優勝できる様に頑張ってきます。
たくさんの応援、よろしくお願いします！

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【過去のコラムはこちら】
荒尾聡選手コラム「DEF JAM DIARY」
Vol.7
Vol.6
Vol.5
Vol.4
Vol.3
Vol.2
Vol.1

【略歴】

荒尾聡（あらお・さとし）
1981年6月28日生　福岡県築上町出身
2001年に27期としてデビュー、ロッカーグランドは飯塚。
類まれなスピードと抜群のスタート力、そして、天候に左右されない安定感のある走りでトップ戦線を牽引し続けている。
SGレースは2007年にオールスターで初制覇、さらに2017年のスーパースター王座決定戦、2019年と2020年のオールスターオートレース（連覇）。
そして2021年の全日本選抜と、ここまで通算5回の優勝。
2020年7月には通算800勝を達成した。
2021年度前期適用のランキングはS-7。
飯塚地区では2019年度後期より4期連続9度目の1位の座に立つ。
また、オートレースの魅力を伝えるため、SNSでも精力的に発信を行っている。
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