宇都宮競輪場で開催されている、第12回国際自転車トラック競技支援競輪。初日予選6Rを2着で突破した松坂英司に話を聞いた。 松坂英司は競走後、「やっと自分らしいレースができた」とホッと一息を付いた。 レース自体は決して簡単なものではなかった。前を任せた福田知也は脇本勇希の番手を主張。しかし、伊藤大志も脇本の番手を主張したため、初手からの競りだった。福田が伊藤に競り負けると松坂は上手くスイッチ。最後は外に持ち出し鋭く伸びた。「ここ2場所、自分の踏むコースをミスして失格していた。今日もついつい内を踏みそうになったけど、この開催に来る前、レースを見てくれている母親に『英司、外を踏むんだよ』と言われてき…