【競輪のルールと勝負】スタート時の失格リスクと“かんな削り”…やむを得ない現実

  • 脇本雄太の進化が競輪界の進化(写真提供:チャリ・ロト)トップスピードが必要 岸和田競輪場で6月11〜16日に開催されている「第75回高松宮記念杯(GI)」では、好タイムでのレースが繰り広げられている。スピード化する競輪の中で、特にこの大会は時期やバンク特性もあり、タイムが出る。 脇本雄太(35歳・福井=94期)の西日本一次予選2・11Rのタイムは、残り1周が21秒6というもので、凄まじいとしか言いようがない。昨年の平塚ダービー(日本選手権競輪)の準決では風が吹いたこともあり21秒5を出しているが、脇本の進化が競輪界の進化につながってきた。 中田健太(34歳・埼玉=99期)は「これがデフォ」と話

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