【競輪の売上高】2022年は19年ぶりに1兆円回復、選手たちの負担やファンへの還元…見つめ直すべきもの

  • 静岡記念は本場来場が多かった前年比117.4% 2022年1〜12月の競輪の車券総売上高は1兆797億8428万8600円だった。2003年以来19年ぶりに1兆円を超えた。 2003年といえば佐藤慎太郎(46歳・福島=78期)が、当時11月に開催されていた「全日本選抜競輪」でGI初制覇を成し遂げた年である。 2003年は4月に株価がバブル後の最安値をつけた年だ。平成の前半の競輪の売り上げは良かったが、そこから静かに沈んでいった。その後は2013年の6063億1027万7800円が、年間の売り上げが最も低い年になった。 緩やかに回復しつつ、民間サイトの参加もあり、急激に復活してきたのが現在の状況

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