2025/12/04(木) 18:40
佐世保競輪「開設75周年記念・九十九島賞争奪戦(GIII)」は4日に初日を開催。一次予選11Rを走った北津留翼に話を聞いた。
ここは100期台の機動型たちが北津留に挑む構図だった。北津留は受けて立つ立場として本領発揮の大カマシ。だが、井上昌己と共に出切ったまではいいが3番手の西田将士が離れ、しかも最後は昼田達哉にまくられてしまった。これには「2回、仕掛けが遅れてしまった。本当なら突っ張るつもりだったのに…。付きにくかっただろうし、昌己さんや西田さんに迷惑をかけました」と猛省していた。
とはいえ、この日のレース傾向を念入りに読んだ上での計算をし尽くした仕掛けで「ここまでのレースで、長い距離を逃げ粘っていたのは(上田)尭弥君ぐらいだったし、初日のレースを見て考えて駆けた。それにホームが重たいし、あそこでカマされたら相手も嫌だと思ったので。ホームまで我慢すれば出切れると思った」と読みは冴えていた。
2日目の二次予選へ向けては「今回、サドルを試してみたけど戻します。どっちがいいかわからないので交互にやってみて、答えを出したいです」と微調整を施して挑む。(netkeirin特派員)