【武雄競輪・ナイター】好調の波に乗る伊藤世哉「勝負できるところまで届いたのは大きい」

2025/11/10(月) 19:40

武雄競輪のナイター「第7回森うなぎ屋杯(FI)」が11日に初日を開催する。9RのS級予選を走る伊藤世哉に話を聞いた。

「10月は連戦で走りっぱなしでした」と話した伊藤世哉

 先日、神山拓弥の優勝で幕を閉じた開設74周年記念GIII「泗水杯争奪戦」。地元ホームの伊藤は初日、2日目ともにラインの3番手を固めて3着、3着と堅実な走りで準決勝まで勝ち上がった。

「10月は連戦で走りっぱなしでした。その合間に誘導もあったし、支部の公務として記念のための新聞社回りもあった。バタバタしていたのにこんなに成績がいいなんて、まったくわからないですよ」

 GIIIの準決に乗ったのは実は2場所前の豊橋が初めてだった。突然、訪れた好調の波に、自身も目を丸くする。

 おかげで、豊橋を走る前までは94点台だった競走得点も97.05点までアップ。今期のS級点ボーダーは、選手たちの間ではおよそ97.5点あたりと目されており、一気に勝負圏内に入った。

「公傷が多いみたいですね。いつもは96点台後半から97点台前半だけど、今期はちょっと高い。まだ足りていないけど、勝負できるところまで届いたのは大きい。しっかり狙います」と大きな目標ができたことで俄然モチベーションが上がった。(netkeirin特派員)

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