初代S級S班の実績を持つレジェンドレーサー遠澤は2月に60歳を迎えた還暦レーサー。直前は前橋、函館競輪で優出を果たしており、走りはまだまだ健在。

　遠澤は「若い子なら2〜3年先を見据えてやるのが普通だけど、もうオレはいつ辞めてもいい年齢。先のことなんて考えず、目先のレースを大切に走りたい」と一戦集中。

　S級S班に話が及ぶと「オレがS班になったのは18年前の(高知)オールスターで優出(4着)したから。次の年がSSだから、43歳のときだったね」と振り返る。

　今開催は遠澤と同学年の重一徳、村上清隆も参戦。ベテラン勢の走りに注目したい。(アオケイ・伊藤記者)