2025/09/22(月) 10:05
別府競輪のミッドナイト「おトクにPLAYオッズパーク杯(FII)」は22日、2日目を迎える。1Rのガールズ予選2に出場する那須萌美に話を聞いた。
前検日当日の追加参戦となった那須萌美。3節前の女子オールスターで落車し、前節の小倉から中2日の強行日程。しかも連絡を受けた時は地元にはいなかった。
「アマチュアの記録会があって、そのお手伝いで鹿児島にいました。前検日の10時過ぎだったかな、連絡を受けて。レースを走りたかったので引き受けました。疲れは大丈夫です」
落車から復帰戦の立川は予選2で、前節の小倉は予選1で4着。どちらも決勝に乗り、小倉は準優勝したが、落車の影響が色濃く残っていた。
「立川は力が入らなかったし、小倉は入るようになったけど、なんとなく感触が良くなかった。特に2日目までは。ハンドルをいじったり、元通りの踏み方ではダメだと気付いて、最終日は踏み方を変えてみたら3日間の中で一番良かったですね。体がいい頃の踏み方を追い求めてしまうと、落車後の今の状態には合わなかった。そこから微調整して、ここに来ました」
別府は23年4月以来の出走。現在は2節連続準優勝中だが、1着となると3節前の22年12月まで遠ざかっていた。予選1は佐藤亜貴子の2番手に入った加藤舞の後位から自ら捲りを打って、後ろにいた西脇美唯奈を振り切った。
「別府はなかなか走る機会がないんですよ。来月のGIIIを走るので、今回も走れて良かった。カトマイ(加藤)が仕掛けるかと思ったけどなかなか行かなくて…。あのままではカトマイのペースにはまっちゃうし、後ろから仕掛けられると包まれてしまう。それで行きました」
復調のきっかけを掴み、来月も別府を走る。小倉から中2日になっても参加したい理由があった。修正力の高さを示しての白星発進で「来て良かった」と笑顔を見せた。このまま勢いに乗っていきたいところだろう。(netkeirin特派員)