2025/09/15(月) 16:35
福井競輪の「第41回共同通信社杯競輪(GII)」が15日に最終日を開催。8R特選を走った脇本雄太に話を聞いた。
地元の期待を一身に背負い挑んだが準決勝でまさかの敗退。ガックリと肩を落としたものの気持ちを振り絞り最終日に挑むと、上がりタイム10秒8の痛快弾を見舞い1着をゲット。
「準決が不甲斐なかった分、しっかり巻き返そうと。気持ちの整理ができないなか、ムリヤリにでも踏むところで踏みました」と、詰めかけた大勢のファンからの声援を背に、最後まで戦い抜いた。
断然のV候補である脇本の脱落はあったものの近畿の仲間たちは総勢5人決勝に乗った。もちろん、その場に自分がいない悔しさもあるが「自分がいなくても5人も乗ったわけですから。そこはいいと思います」と、主役の座こそ譲ったが、地元バンクで十分に見せ場をつくった。(netkeirin特派員)