2025/08/16(土) 22:14
函館競輪場ナイター「第68回オールスター競輪(GI)」は17日、最終日を迎える。11Rの決勝に出場する9人に話を聞いた。(netkeirin特派員)
1番車 古性優作
決勝までこられたのはラインのおかげ。肩の痛みはずっとあって人形みたいにグラグラしていて力が入らない。連日人気を裏切っていたのに、それでも声援を送ってもらって、それになんとか応えたい思いで走っていました。寺崎君のおかげです。福井へ。
2番車 太田海也
前受けになったら自分の位置を主張するレースをしようと思っていた。)山口拳矢が切らなかったので)そこで勝負しました。脇本さんの後ろからというレースは初めてだったけど、尊敬する憧れの選手ですし脇本さんの強さを実感しました。
今回はしっかり力を出せている。ここでタイトルを獲りたい気持ちはもちろんあるし頑張ります。自力。
3番車 吉田拓矢
後ろ攻めになり厳しかったし、眞杉君もジャンから踏んでいたのでいつもの(粘れる)感じでは…。体はいいけど自転車はもうちょっとほしいところがある。微調整します。練習仲間の佐藤礼文さんと、まさかGI決勝で連係できると思わなかったし楽しみたい。自力。
4番車 南修二
キツくていっぱいになってしまった。(付け切れず)脚力が足りなかったです。それでも脇本君のおかげで決勝に乗れました。(4日間確定板に入れていて)状態はいい。(2月以来のGI決勝だが)普通にリラックスして臨みたい。近畿4番手。
5番車 松本貴治
余裕はありました。詰まって終わりそうな展開だったけど、3着まで入れたし感触は良かった。(GI決勝は2年前のオールスター以来で)大会との相性がいい? そうだといいんですが。岡山勢と話して、別でやります。
6番車 佐藤礼文
最後まで内だけ締めていた。前が頑張ってくれたし、自分もやることはやれたと思う。コースも「あそこしかなかった」と言ってもらったし間違ってなかったのかなと。
(タイトル獲得のチャンスは)単純に9分の1ってわけではないけど、それでも拓矢の後ろならチャンスはあるはず。まずラインに貢献して、最後にしっかり踏めれば。
7番車 寺崎浩平
ホームから仕掛けたかったけど新山君と合ってしまいそうで、いったんニュートラルに入れたら出が悪くなってしまった。それでもサドルを修正して準々決勝よりは良くなっていた。決勝は脇本さんが「ハコ回れ」と言ってくれたので番手で。この並びは2回目。番手だけど、タイトル目指して頑張ります。
8番車 岩津裕介
犬伏君と決めたかったけど内に詰まっていたし、あそこで切り替えないと(チャンスが)ない感じだったので、すまないと思いながら踏んだ。オールスターは相性がいい。ただ(優勝実績もあるが)それは昔の話なので。太田君と連係できるのは嬉しいし力を合わせて頑張りたい。
9番車 脇本雄太
準決は後手にならないように気を付けた。後ろの並走はわかったし2角では踏み上げた。(いいタイムの先行だったが)すんなり駆ける展開だったので参考外かなと。ラインで勝ち上がれたのは価値があると思う。体のダメージは当然あるししっかりケアして決勝に臨みたい。
(決勝は)自分が前で。グランプリに1人でも多く(近畿から)乗りたいし、今年は2回(GIの決勝で寺崎に)お世話になっている。あと今回は自分の方が(寺崎より)先行しているのでね(笑)。