2025/08/14(木) 09:10
京王閣競輪場のミッドナイト「ウィンチケットミッドナイト競輪(FII)」は14日、最終日を迎える。8Rのチャレンジ決勝に出場する新人の池田充槻に話を聞いてみた。
今回は同期の五輪拓巳と上昇中の山本天平が脱落しており、一番人気になるのは間違いない。初日は正攻法から突っ張った篠田樹を1周のカマシで一蹴し、注目の準決勝は正攻法から山本天平とのもがき合いを制して押し切った。唯1人、無傷での勝ち上がりを決めている。
「自分は長い距離を踏んでなんぼの選手。ラインが(4車で)しっかりしていたし、突っ張ろうと思っていました。苦しかったけど勝ててよかったです」とニッコリ。
決勝は篠田樹-小野俊之-足達重満・内田淳-大澤裕之・池田充槻-関戸努となっての3分戦となった。
並びの説明をしたあとに印象を聞くと「自分は車番が悪いので後ろからになると思います。それで多分ですけど、初日と同じで篠田さんが前を取って突っ張って来るんじゃないですかね。そうなったとしても、落ち着いて車を下げてから仕掛けますよ。あと前回の宇都宮(決勝2着)で悔しかったし、あのレースは勝てると思っていたので。自分はダッシュがないので、勝負どころで遅れる事があるんです。それがモロに出てしまいました。8月の斡旋は今回が最後なので、どうしても優勝して終わりたい」と話す。
付け加えて「9月はあれなので斡旋が止まるんですよ(苦笑)。その1か月間は練習と体作りをみっちりやるつもり。復帰する10月には新しい自分を見せられるように頑張ります」と言って締め括ってくれた。(アオケイ・忍足記者)