2025/07/31(木) 18:43
富山競輪場の「開設74周年記念・瑞峰立山賞争奪戦(GIII)」は、31日、初日を迎えた。初日特選を制した犬伏湧也に話を聞いた。
玉野サマーナイトでは二次予選敗退に終わった犬伏湧也だったが、3日目、4日目と連勝締め。更に4日間バックを取る積極的な競走で調子自体は問題ないように見えたが「そうですね。積極的に主導権を取りに行く競走を心掛けていました。ただ、勝ち上がる事ができなかったし、内容だけでなく、結果も出さないといけなかった」とS班らしいコメント。
「富山はFI戦でも優勝したことがあるし、走り易いイメージがある」と前検日に話してくれたが、初日特選は豪快な捲りで後続を千切り、状態のよさをアピール。
番手の松本貴治も離れてしまう好回転の捲りだったが「仕掛けのポイントが遅れてしまった。もっと早く仕掛けていれば松本さんと決まっていたと思う」と自己評価は厳しい。
それでもプラスの要素もあり「冷静に走れたし、スピード自体はよかったと思う。サマーナイトからいい状態で臨めている。オールスターに繋がる走りをしたい」と間近に迫った函館オールスターも視野に入れて二次予選以降も人気に応える。(アオケイ・松野記者)