FI戦ながら3節連続決勝進出中の園田匠。前節の熊本FIでは2023年2月の小倉FI以来、2年5か月ぶりのVも飾った。決勝は折り合って北津留翼の後ろを地元の松岡貴久に譲り、ライン3番手からゴール前で外を強襲した。

「久しぶりに熊本を走ったけど、やっぱり直線が長かったですね。あとは風が強くて追い風に乗ってしまった感じ。翼も貴久も、これまで何度も世話になった。だから無欲だった。それがいい結果になったのかもしれないけど。調子自体はずっといいって言ってきて、久しぶりに優勝できたのは嬉しかったですね」

　最高気温が40度に迫る予報もある久留米。暑さの話題になっても「大丈夫」と意に介さない。

「街道練習しかしないので暑さは問題ない。他の人が苦しんでくれるなら有利になるのかな。でもナイターだし、多少は和らぐでしょうね。次がオールスター。試すことがないくらい状態はいいし、今回も頑張りたい」

　暑さが苦にならず成績も上昇中。久々Vの勢いに乗って今節も大暴れを狙う。(netkeirin特派員)