2025/06/18(水) 14:22
岸和田競輪「第76回高松宮記念杯競輪・パールカップ(GI)」は18日、2日目が開催された。6レースのガールズ選抜を走った児玉碧衣に話を聞いた。
まさか、女王が予選で敗退。仕掛けて負けるなら本人も納得がいくが、力を出し切れず終わってしまった。
「あのレースは自分にガッカリ…。普段、逃げていないツケが出てしまった。前走の静岡優勝が捲りで11秒4の好タイム。GIの勝ち上がりでも捲れると思い自信を持ちすぎた。やはり、普段からカマシもやっておかないと。今のガールズケイリンは、レベルが高くなっているから、捲り一辺倒では勝てない」
こう言う負け戦も大事になるが、気持ちを立て直してカマシで圧勝した。
「風も強く、自力選手が多かった。4角からは失速したしギリギリのレース。次のオールスター(GI)は宇都宮で500バンクのレース。1周持つ様な脚を作っておかないと!」
メンタルの崩壊もなく、最後は笑顔で、共同記者会見場を後にした。(町田洋一)