【京王閣競輪・ミッドナイト】小川辰徳「自分がやれる事を精一杯やるだけ」

2025/06/17(火) 09:48

16日から京王閣競輪場のミッドナイト「ウィンチケットミッドナイト競輪(FII)」が開催されている。17日に行われるチャレンジ準決勝3Rに出場する小川辰徳に話を聞いてみた。(アオケイ・忍足記者)

「少しずつではあるけど上向いている感じはある」と話した小川辰徳

 まず予選だが、初手で猪野泰介-佐藤裕輝の3番手をキープ。6番手から上昇した磯村蓮太を正攻法の猪野泰介が突っ張って展開は絶好だ。バックで佐藤裕輝が2車身くらい車間を空けて猪野泰介を援護したが、虎視眈々とタイミングを計って4角勝負から一気の突き抜けだ。上がりも11秒4で好タイムを叩き出し、デキの良さをアピール。

「自分的には情けないレースをしてしまったと思っています。自分のレースができなかったし、何せ追い込みでしたから(苦笑)」と振り返る。

 前走の久留米ナイターでも1着6着1着といいレースをして2勝を挙げていて、勢いそのままという感じだが「久留米の2勝は自分のレースをしての結果なので納得しています。川崎で落車した後に(71日)欠場したんですが、ケガは指の擦過傷程度だったんですよ。ただ、競走ばかりで練習ができていなかったので、少し長めに休んで練習をしようと。その成果が出たのかも(笑)」と話す。

 準決勝は優勝候補の筆頭と言っていい佐藤大地が相手となるが「佐藤(大地)君と吉田(優斗)君はどちらとも対戦した事がないんですよ。ただ、まずは自分が一旦は先頭に立つレースをしないとどうにもならないでしょうね。落ち着いて自分のレースを精一杯やるだけです」。

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