前回、豊橋の初日はホームからロングまくりに打って出たが、直線に差し掛かるとまさかの落車。その日のうちに帰郷し中11日の治療期間を経て今シリーズに挑む。

「右肘の擦過傷程度でした。自転車も後輪が使えなくなったぐらい。万全ではないけど走れないこともないなと思ったので走ることにしました」と早々に復帰を決めた。

　2月にも大垣で落車をしており、そのときは1か月もの間、戦線離脱を余儀なくされた。それに比べれば今回は幸いにも軽傷で済み大きくリズムを崩すことはなかった。

　突然の落車禍を「大丈夫。こういうときもありますよ！」と笑い飛ばし「次もあるし状態を上げていきたい」と次走、岸和田GI「パールカップ」を見据えて前を向いた。

　6Rは當銘直美とともに人気を集めること必至。岸和田につなげられるような激走で不安を一掃してみせる。(netkeirin特派員)