【玉野競輪・ミッドナイト】今節のレース展望!

2025/06/03(火) 15:55

玉野競輪のミッドナイト「スピチャン杯アドバンスルーキー(FII・アドバンス)」は4日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)

今節注目の丸山留依

 今節はインターナショナルルールに基づいたケイリンアドバンス。ヨコのないケイリンだから、断然、自力選手が有利。しかも枠の有利、不利も大きく、車券的に荒れる要素は少ない。127期の新人は経験済みだが、1・2班の選手は初めてのケースも多い。

 A級戦は村上竜馬に期待する。玉野バンクの配分も多く、今期はこれで4度目。その内の2回は優勝と、ドル箱バンクにしている。スピード自慢の走りで、一気のスパートで押し切る。新鋭の橋本陸が次ぎの評価。直近、12場所でバック数は21本。しかも逃げの決まり手が8回で、捲りが3回。直前2場所も優出しており、伸び盛りの新人だ。福岡に移籍して時間が経った浅見隼も、怖い選手のひとり。やや乱調気配だが、5場所前の別府ナイターで優勝。中団以内を確保できれば、鮮やかに捲ってしまう。追い込み陣では開坂秀明、宇佐見裕輝、長井優斗が点数を持っている。自在選手は土屋壮登、福田要、野村典嗣は確り走りそう。

 新人で優勝しているのは、2世レーサーの丸山留依、三澤優樹、安達光伸の3人。丸山は、在所成績は7位で、南関を背負って行くスター候補生。三澤はセンスのある走りで、前回のいわき平で優勝。安達は養成所時代から先行に拘っており実戦タイプ。在所成績も3位で、将来性は一番ある。卒業記念レースで優出しているのは静岡の大塚城。こちらもサラブレッドで能力は高そう。前回のいわき平では決勝3着だった。在所成績が8位で卒業記念で5着の新垣慶晃も、スピードはある。前回の別府では1着、4着で優出に失敗したが、デビュー戦の熊本は決勝3着だった。

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