2025/06/03(火) 00:35
2025年6月2日 山陽オート
G2ミッドナイトチャンピオンカップ(最終日)
※ミッドナイト開催
真夜中のグレードレースとして定着してきたG2ミッドナイトチャンピオンカップが山陽オートにて5月29日から5日間の日程で争われた。
シリーズリーダーは全国ランク3位の黒川京介で、3日目の選抜予選は6着に敗れるも、シリーズ3勝で優出。直前のG2川口記念を優勝しており、さらに3月の山陽G2ミッドナイトチャンピオンカップも優勝。大会連覇&G2連続優勝の期待が高まった。
一方、地元の山陽勢も4名が優出の活躍。村田光希は準決勝戦Bを1着でグレードレース初優出を決めると、人見は初日から3連勝する好気配。地元の女子レーサー松尾彩は3日目から連勝、佐々木啓は2日からオール連対で、師弟そろっての優出を決めた。
さらに飯塚からはシリーズ3勝の篠原睦、準決勝戦でゴール前逆転した長田稚也の2名がファイナル進出を果たし、優勝戦は0mに2級車の村田、20mは内の人見から大外の黒川まで6車が並ぶ、0-20mのハンデ戦の構成となった。
【9R=優勝戦】
*8周回4,100m 湿走路=走路温度19度
1/村田光希(山陽27期)0m 3.75
2/人見剛志(山陽28期)20m 3.71
3/松尾 彩(山陽34期)20m 3.74
4/佐々木啓(山陽23期)20m 3.63
5/長田稚也(飯塚34期)20m 3.70
6/篠原 睦(飯塚26期)20m 3.65
7/黒川京介(川口33期)20m 3.57
※右数字はハンデ、試走タイム
最終日は雨が降り、湿走路のコンディション。試走は3.57で黒川がトップ、63で佐々木、65で篠原が続いた。黒川が一番人気に推され、対抗には篠原、佐々木が支持を集めていた。
23時40分、優勝戦スタート。0mの村田が逃げ、20mからは佐々木と黒川が飛び出し、序盤からこの3名の三つ巴の争いに。佐々木との2番手争いを制した黒川が、逃げる村田を最終周回でとらえて優勝ゴール。山陽G2ミッドナイトチャンピオンカップは連覇を達成し、G2は前節の川口記念に続いて通算7回目の優勝。さらに今年9回目の優勝とハイペースで優勝数を積み重ねる。まだまだ快進撃は続いていく。
***************
◆レース展開
0mの村田がスタート決めて逃げ態勢に入っていく。20mからは佐々木がスタートを決めて2番手、黒川も大外から3番手に付ける。村田が逃げて、2番手は佐々木と黒川の争いが続く。3周回目4コーナーから黒川が佐々木のインに入ると、4周回1コーナーで2番手に上がる。佐々木も再逆転を狙い、2番手争いが続いていく。逃げる村田だったが、2番手取り切った黒川が最終回1コーナーで村田をとらえて先頭奪取。黒川はそのまま押し切り優勝のチェッカー。2着には逃げた村田、3着に佐々木が入線した。
【G2ミッドナイトチャンピオンカップ・優勝戦】
2連単7-1 2,830円(6番人気)
3連単7-1-4 6,240円(16番人気)
優勝/黒川京介(川口33期)
競走車名:イットウセイ
ランク:S3
競走タイム:3.648
今節成績:1着・1着・6着・1着・1着
次走出場予定:川口(6月8日〜10日)
優勝できて嬉しいです。今年はすごく良いペースで優勝できていると思います。
川口の雨で乗るセッティングで走りました。うまく乗れたと思います。リアタイヤがフロントタイヤに負けるくらい良くて、試走から抜群に良かったです。
スタート後もいい番手に付けられたと思います。道中2番手になってからはチャンスがあればと思って走っていました。ダメかなと思ったけど、最後上手く回れたと思います。
記念の優勝の半分くらいが山陽オートなので相性がいいですね。今日の優勝で新走路の良いイメージができました。今年は年間10Vを目指して頑張っています。次に決められるように頑張ります。これからも応援よろしくお願いします。
※写真&コメント提供:オートレースモバイル
***************
【今開催のレポート】
◆優勝戦7選手の当日コメントはこちら
(P-Navi編集部)