2025/05/18(日) 13:03
別府競輪のモーニング「韓国苑カップ(FII)」が18日、初日を開催。6R予選を走った佐藤壮志に話を聞いた。
予選メインの6Rを務めた佐藤は、紫原政文-屋良朝春を従えた大本線の牽引役。ところが、前受けの下野義城の動きに手を焼くと、紫原たちが離れてしまいラインで決めることができなかった。そのため1着スタートとあっても表情は険しい。
「自分がヘタクソでした。変なタイミングで無理矢理仕掛けてしまった。行くなら打鐘前の2角。あそこで行っていれば3人で出切れたと思う。せっかく紫原さんたちに付いていただいたのに…」
来期、初のS級を控える今は、実戦では内容重視で挑んでいる。それだけに、尚更、組み立てミスに悔いが残った。
「本当ならば前を取って突っ張って勝つようなレースがしたかった。それぐらいやらないとS級じゃ通用しないと思うので。今は持久力、末脚、トップスピードとあらゆる面で足りていない。強化ポイント? 全部です。練習あるのみです」
初日は肩を落としっぱなしだったが、挽回のチャンスはまだまだある。19日、2日目の準決6Rは桑原亮を付けた自力勝負。相手は近況、伸び盛りの近藤雄太と初日にしてやられた下野義城との3分戦だが、力のこもった激走で他派を封じ込めて初日の修正を図る。(netkeirin特派員)