【西武園競輪・モーニング】先を見据える中島淳「自転車の経験値が浅いので」

2025/05/09(金) 21:30

西武園競輪場の「チャリロト杯(FII)」が11日に開幕。7RのA級チャレンジ予選を走る中島淳に話を聞いた。

「着実に力を付けていきたい」と話した中島淳

 今年5度の優勝を誇る中島。2場所前の函館の決勝では、特別昇班をかけて市田龍生都と対決。単騎の市田をマークする形となり、バックから捲った市田に詰め寄るも惜敗。特昇は振り出しに。

 再スタートとなった前走・伊東で、決勝はオール125期の同期対決を制して完全優勝。「車番と展開に恵まれただけ」と淡々と話した。

 来月には『レインボーカップチャレンジファイナル(※1〜3着までが昇班)』を控えるが、追加参戦の今節、次走と完全優勝すれば、一足先に特昇が決定する。

 それでも、中島は「特別昇班は意識していない」とキッパリ。「自分は同期に比べて、自転車の経験値が浅い。まだまだ学ばないといけないこともあるし、着実に力を付けていきたい」と言う。

 高校時代、名門・作新学院の野球部で活躍した中島。競輪選手の道を選んだ今、山信田(学)一門として森田優弥らと鍛錬を積む。

 西武園は初優勝のバンクだし、「ミッドナイト<モーニングの方がいい」と聞けば、やっぱり周囲は期待してしまう。間違いなく、優勝候補の一人だ。(アオケイ・八角記者)

閉じる

新着ニュース一覧