2025/04/27(日) 08:30
岐阜競輪場で開催されている第3回オールガールズクラシックG1は、本日(27日)最終日・決勝を迎えます。
チャリロト・スポンサード選手(チャリレンジャー)から小林莉子選手、石井貴子選手(千葉)の2名が決勝進出を果たしました。
小林選手は昨年悔しさを残した大会でリベンジなるか、そしてG1初優勝を狙います。また、石井選手は初出場のオールガールズで決勝進出。昨年のパールカップ以来、2回目のG1優勝が期待されます。
ここでは準決勝後に行った両選手へのインタビューをお届けします。引き続き、チャリレンジャーへの応援をよろしくお願いします!
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※準決勝のレポートはこちらからご覧ください。
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【決勝進出チャリレンジャー・インタビュー】
「G1初優勝をここで決められるように」
3番車:小林莉子(L1・東京102期)
-決勝進出おめでとうございます。準決勝1着でした。
小林「昨年の競輪祭の悔しさとか反省が、今日のレースはしっかり出たのかなと思います」
-5番車でのスタートでしたが、どう考えていましたか?
小林「スタート以外、できるだけ前にと思っていたので、最低でも3番手以内にいたいと思っていたところ、最高の位置取りになったと思います」
-日野未来選手の後ろでしたが、いかがでしたか。
小林「やっぱり日野さんはダッシュがありますし、強いので。後方になるよりも前々勝負しようと思っていたことが結果、いい位置を取れたんだと思います」
-太田りゆ選手が後方にいましたが。
小林「ガールズケイリンはスピードが上がってきていますし、この準決勝も後方だとキツいのかなと思っていたので。いつでも踏む準備はできていたので、展開も良くなったと思います」
-最後の直線勝負は?
小林「初日にちょっと外々に慌てて踏んで2着、後ろに差されてしまいました。その反省は生かせていると思います、もうひと伸び欲しいですが、今日は今日で悪くなかったと思います」
-最後に意気込みをお願いします。
小林「G1の優勝がまだないので、ここで決められるように頑張りたいと思います」
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「決勝も集中して精いっぱいの走りを」
7番車:石井貴子(L1・千葉106期)
-決勝を決められたお気持ちから聞かせてください。
石井「自分の勝ち上がりを他の選手の着順を見ながら待つというのは、毎度のことながら、あまりいい気持ちのすることではないんですけど。3回目ですが、何とか決勝に上がることができて良かったです」
-準決勝はどんなプランを考えていましたか?
石井「風の状況が昨日のようなハードなコンディションもあり得るなというところで、太田選手よりは前で組み立てようとは考えていました。1番車で自分の始めたい位置から始められると思ったら、そうではなく、想定と違うことになるのはパールカップの時の準決勝もそういう感じでした。人の位置よりは自分の位置で始めようと思っていたんですけど、前のかかりも良かったですし、道中で太田選手とタイミングを見合う形になったのも、しゃくられて4番手になったのもよろしくなかったです」
-2日間走られて状態はいかがでしょうか。
石井「体調は問題ないと思います。ただ、初日はとにかくと思って踏んでいただけですし、今日もタイミングを見ながらいかなくてはいけなかったので、自分の感触はあまりよく分かりません」
-前検日では「走ってみてから」とのことでしたが。
石井「悪くはないなという感じですが、マイナスな要素は見当たらないですけれど、昨日(初日)は並走なりがあり、佐藤(水菜)選手の仕掛けに離れてしまっているので、そこは『うん?』というところではあります。ただ、とにかく粘って、(あがりタイム)12秒4とかでずっと外並走で凌げたのは、しんどかったですが、頑張ったねという感じです」
-初日も「肩ひとつ分でも前に」と気持ちが伝わるレースだったと思います。
石井「3コーナーは並走で入るとシビアなんですよ。あそこは肩ひとつでも絶対に出ていないと終わってしまう。何とか肩ひとつ出て、コーナーに入っているから、最後に出ることができました。でも、もし初日が4着だったら、今日は無かったと思いますし、ありがたかったです。気持ちは毎回、一緒ですね」
-最後にファンに意気込みをお願いします。
石井「2日間、応援していただいているのも感じていますし、なにせ千葉登録なのに、私のことを出身地枠でプッシュしてくださっていると思うので、それも力に変えながら、あとは自分のことに集中して頑張りたいと思います。決勝も精いっぱい頑張ります」
(P-Navi編集部)