【取手競輪】山崎歩夢の番手を回る橋本智昭「人に付ける経験をどんどん積んでいきたい」

2025/04/23(水) 15:45

取手競輪場の「日刊スポーツ賞(FI)」は23日、2日目を開催。5RのA級準決勝に出場した橋本智昭に話を聞いた。

「(7月に)S級に戻ったら、人の後ろも積極的に回っていくつもり」と話す橋本智昭

 A級屈指のパワーを誇る橋本智昭が突っ張り先行で堂々と押し切り、危なげなく決勝へとコマを進めてきた。その決勝は特進がかかる山崎歩夢の番手回り。“差せるのか、差せないのか”が最大の焦点となりそうだ。

 橋本といえば番手回りよりも自力戦の方が持ち味が出せそうなタイプだが「今はどんどん人の後ろを回って、経験を積みたいと思っているんです」と、意外にも? 戦法に幅を持たせたい意向を持っている。

「もう年齢も年齢ですし、このままだとあっという間に50歳になる。自分には時間がないんです。(7月に)S級に戻ったら、人の後ろも積極的に回っていくつもり。まあ、先行しろっていう番組なら先行もしますけど。準決も流れで先行になったけど、相手がカマしてくれば飛びつきとかも考えていたくらい。山崎君の特進がかかっているのはもちろんわかっています。山崎君みたいな強い選手に付けられる機会は本当にありがたいし、決勝はとにかく追走だけに集中して。離れて迷惑かけないようにするだけです」 

 24日の決勝は橋本にとって、山崎の強烈な仕掛けに付け切って追走技術も確かなところをアピールする場となりそうだ。(netkeirin特派員)

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