2025/04/13(日) 22:45
青森競輪のナイター「スポーツ報知杯(FI)」は13日に2日目を開催。3日目、11RのA級決勝を走る下野義城に話を聞いた。
2023年の武雄記念3日目。下野義城は6番車で100万円を超える特大配当を提供した。現地で見ていたのもあって武雄記念の時期になるといつもこのレースを思い出す。
下野本人も鮮明に覚えているようで「確かにありました。配当を見て自分もビックリしたのを思い出します」と話してくれた。
しかし、その後は低迷状態が長引き、直近の成績は70点台まで下がり苦しい戦いが続いていた。
「落車もあったりで調子を落とした。特に復帰したばかりの松戸は酷かったです」と苦笑いするが、2場所前辺りから好気配。まだまだ本来の姿ではないが、今節も優出するなど確実に上向いている。
決勝は後輩の薦田将伍の後ろを回れることになり久々に優勝も見えてきた。
「もう、優勝なんてとっくの昔で覚えてもいない」というが、薦田のデキがいいだけにチャンスはある。薦田が仕事をさせない展開を作ればタテ型の下野にも出番はありそうだ。(アオケイ・石濱記者)